子育てしながら働きやすい会社10選 2025

子育てしながら働きやすい会社10選 2025年版

今回で4年目となる「子育てしながら働きやすい会社10選 2025」をお届けします。
今年も、はたママproject編集部がこれまで取材・掲載してきたインタビュー記事の中から、「制度があるだけでなく実際に使われ、子育てと仕事の両立を後押ししている」と感じた企業を10社ピックアップしました。各社の取り組みや働く方のリアルな声を通じて、両立のヒントや、これからの働き方の選択肢を見つけていただけたら嬉しいです。
なお、掲載順は取材・掲載日の昇順であり、ランキングではありませんのでご了承ください。

株式会社インテリジェント ウェイブ

はたママproject編集部

女性活躍推進の場「Intelligent Women’s Wave(IWW)」と、ママパパ社員を支える育児コミュニティの二本柱で、孤立しがちな育児期・復職期を“社内の仲間と一緒に乗り越える”仕組みを丁寧に作っている点を選定理由としました。キャリアや産後の体調など女性特有の悩みも含めて個別面談で寄り添い、ランチ会やFika、産育休制度説明会、育休中オンライン懇親会、チャット「パパママの会」など参加ハードルの低い場を継続運営。そこから図書館づくり等の自発的な助け合いが生まれているのは、安心して自分らしく働ける文化が根付いている証だと感じました。記事に触発され編集部員が育休後アドバイザー資格を取得したことも、取り組みの説得力を物語っています。

株式会社WonderSpace

はたママproject編集部

WonderSpaceさんは、妊娠期・育休期・子育て期のどのフェーズでも働きやすい環境づくりを本気で進めている点を評価しました。第1子10万円から第5子300万円までの出産祝い金、年1回の家族旅行手当、親孝行手当、毎月のお米直送など、家族の生活と心の余裕に直結する独自制度が豊富で、実際に利用した社員のリアルな声が伴っているのも説得力があります。フレックスやリモート、雇用形態を問わない時短制度で体調や保活・行事に合わせて働ける柔軟性、BBQなどの子供も楽しめる企画立案など、制度が文化として根付いていることが伝わりました。弊社も福利厚生制度の参考にさせていただいたほど、学びの多い一社です。

株式会社ライフ&ワークス

はたママproject編集部

ライフ&ワークスさんは、子育てや介護で時間や場所に制約があっても“正社員としてキャリアを積み続けられる”ことを会社の存在理由に据え、制度と育成の両面で支えている点を高く評価しました。時短・フルリモート・フレックス・中抜けOKを標準化し、時短勤務社員が多数を占めながらも長期的にスキルアップやフルタイム復帰まで見据えられる設計になっています。地方在住でもオンラインで新卒研修に参加でき、仲間と学び合いながら資格取得→現場配属へスムーズに移行できる手厚さは、「未経験から自立までの伴走」を体現。ファミリーデイの開催など家族も巻き込んで働く喜びを共有する姿勢から、安心して挑戦を続けられる文化が根付く一社として選びました。

株式会社CHINTAI

はたママproject編集部

CHINTAIさんは、制度と風土の両面で子育てと仕事の両立を後押ししている点を評価しました。管理職・営業職の佐野さんが1カ月の育休を取得し、家族を支えながらチームの自走と若手成長につながった実例は、育休がキャリアの妨げにならないことを示しています。加えて時差出勤やテレワーク手当、ベビーシッター補助、復帰後に少しずつ勤務時間を伸ばせる仕組みなど、日常の働きやすさも充実。さらに、男性社員本人だけでなく女性社員の配偶者の育休取得にも支援金を出す「ファミリーエクスペリエンス制度」は、取得率向上だけでなく家族時間を豊かにするという思想が魅力です。周囲の“取って当たり前”の声掛けや支え合いの文化と結びつき、安心してライフステージを進められる会社だと感じ選定しました。

株式会社アドウェイズ

はたママproject編集部

アドウェイズさんは、育児中の社員を支える「パパママコンシェルジュ制度」を土台に、社員のライフステージの多様化に合わせて対象を広げ、育児だけでなく介護・妊活・パートナーの転勤・資格取得などにも対応できるよう拡充した制度が「MyWAYS」です。働き方を“必要に応じて選び直せる”仕組みとして位置づけている点が印象的で、時短、フルフレックス、在宅、時差出勤、時間単位年休などを柔軟に組み合わせられることで、子どもの急な体調不良や家庭事情があってもキャリアを止めずに調整できる安心感があります。二村さんが時短+フレックスへ移行する際、上司や人事と業務を調整し、余裕と成果を両立できたエピソードからも、制度が日常の中で機能し、前向きに活用できる文化が根付いていることが伝わりました。こうした“制度×カルチャー”の一体感を評価し選定しました。

株式会社ネクストフィールド

はたママproject編集部

ネクストフィールドさんは、出社・在宅・フレックス・分断勤務などを一人ひとりが業務や家庭状況に合わせて選び直せ、突発的な予定変更にもチームで支え合いながら対応できる仕組みが整っている点を評価しました。シェアオフィス契約や端末貸与などリモートの基盤、スケジューラーでの共有ルールが明確で、上司や役員が率先して在宅勤務を使うことで制度が“絵に描いた餅”にならず文化として根付いています。3児の父である林さんが送迎など家庭の事情に合わせて働けている実例は、子育て期のリアルに寄り添う証拠。建設現場のDXでお客様の残業削減にもつなげるなど、働く親を支える視点が事業にも波及しているところに強い魅力を感じ、選定しました。

フィグニー株式会社

はたママproject編集部

フィグニーさんは、社員の“最高のパフォーマンスは心身のコンディションと私生活の安定から”という考えを経営の中心に置き、現場の声を受けて制度を生み、運用しながら柔軟に見直していく文化が魅力です。月7,000円補助でマッサージや美容院に使える「リフレッシュ&チャージ」、出社日ランチを会社が支える「交流メシ」、学びを後押しする書籍読破リターンなど独自の福利厚生が充実。週4日在宅・時短勤務で働く社員が、子どもの体調に合わせて3時間ずつ稼働する等の事例からも、低残業で無理なく両立できる土壌が伝わります。今後は、社員の健康投資を支援する制度も新設予定とのこと。子育て期でも安心して挑戦できる会社だと強く感じ選定しました。

株式会社LIXIL Advanced Showroom

はたママproject編集部

LIXIL Advanced Showroomさんは、在宅をベースにしたオンラインショールームやロボット接客など新しい接客スタイルを取り入れつつ、早出勤・遅出勤制度で保育園送迎や行事に合わせて勤務時間を調整できる柔軟さが際立っていました。土日祝に安定して出勤できるメンバーをライフサポート手当で正当に評価し、出勤が難しい人も含めて支え合える環境があるため、シフト制でも無理なく家庭と仕事を両立できます。社員の約9割が女性という背景から育児・不妊治療等への理解も深く、開花だより等で働きがいも可視化される点に加え、高木さんの受賞事例のように挑戦がきちんと認められるのも魅力だと感じ選定しました。大きな学びがあります。

株式会社MBKデジタル

はたママproject編集部

MBKデジタルさんは、フレックスやハイブリッド/フルリモートなどの制度が整うだけでなく、テクノロジーを駆使したツールの活用および、育休からの復帰の際は助走期間を設けたりと、“実際に両立できる”環境が根付いている点を評価しました。育休後に短時間リモートで助走復帰できた野村さん、男性育休を自然に取得する岩田さんの事例から、性別や役職を問わずライフイベントを前向きに扱う風土が伝わります。さらに自社AIツール「AI Craft」で議事録や分析初稿を自動化し、限られた時間を価値創出に振り向けて生産性を高めているのも魅力。働きやすさと業務効率化を両輪で追求する姿勢に共感し、これからの成長も期待できる一社として選定しました。

株式会社丸天産業

はたママproject編集部

丸天産業さんは、「制度・空間・文化」がセットで機能している点を評価して選定しました。記事では、新社屋に和室やおむつ替え台付き多目的トイレ、女性休憩室など“子連れでも安心して働ける設備”が整い、実際に竹内さんが半育休や子連れ出社を活用しながらフルタイムで働けている様子が描かれています。子どもが和室で昼寝できたり、泣きそうな時は個室ブースでオンライン会議に切り替えられたりと、空間設計が両立のリアルを支えているのが印象的でした。さらに、会長・社長の後押しや「お互いさま」で支え合う風土、ママ管理職が複数活躍している事例、働くママ/パパの対話の場づくりなど、子育て中の人だけでなく全員が働きやすい文化が根付いています。ハード(設備)とソフト(制度・風土)が三位一体で回っているからこそ、しなやかな両立が“特別扱いではなく日常”として実現できている会社だと感じました。

編集後記

今年も「子育てしながら働きやすい会社10選 2025」をお読みいただき、ありがとうございました。
取材を重ねる中で改めて感じたのは、「働きやすさ」は一つの制度だけで成り立つものではない、ということです。

出産祝金や家族旅行手当、お米プレゼントのように“家族の生活そのもの”を支える制度。
未経験からでも挑戦できる研修やフルリモート時短など、キャリアの継続を現実にする仕組み。
男性育休を“当たり前”にする文化や、育休の先にある家族時間を大切にする制度設計。
リモートやフレックスの運用が自然に根付き、上司や仲間が率先して使うことで生まれる安心感。
AIやテクノロジーで業務を効率化し、限られた時間でも成果を出せる環境。
子連れ出社や和室など、空間そのものが両立を受け止めてくれる職場づくり。

どの会社にも共通していたのは、「子育て中の社員だけを特別扱いする」のではなく、
それぞれのライフステージや事情を前提に、みんなが力を発揮できる形を考え続けている姿勢でした。

制度があっても使えなければ意味がない。けれど、使える文化や支え合いがあると、働き方はぐっと自由になる。
そんな“制度 × 文化 × 現場の工夫”の積み重ねが、両立を支える力になっていることを、今年の10社から強く感じました。

子育てと仕事の両立は、決して簡単なことではありません。
思い通りにいかない日も、予定が崩れる日もきっとある。
それでも「続けたい」「挑戦したい」と思う気持ちが途切れないように、寄り添ってくれる環境は確かに存在します。
この記事が、今まさに両立に悩む方、これからの働き方を考える方にとって、
“自分らしい選択”を見つける小さなヒントになっていたら嬉しいです。

そして、取材にご協力くださった企業の皆さま、インタビューで等身大の声を届けてくださった皆さまに、心より感謝申し上げます。
はたママproject編集部としても、これからも「両立のリアル」と「働き方の可能性」を丁寧に届けていけるよう、取材と発信を続けていきます。

来年もまた、みなさんと一緒に“笑顔で働き続けられる選択肢”を増やしていけますように。

過去の関連特集記事