「少しだけでも働きたい」が実現する!子育てママが活躍する女性ならではのチーム作りとは〜コグ二ティ株式会社 立石宏美さん

AIでのビジネスコミュニケーション分析を行っているコグニティ株式会社は、働くメンバーの88%が女性!フルリモートやスーパーフレックスを取り入れ、子育てママが多く在籍しています。
経営企画室の室長として活躍している立石宏美さんもその中のひとり。週に数時間の業務から徐々にキャリアアップし、今では社内の核となるメンバーとして活躍しています。
育児中でも少ない時間で働きながら成長していける仕組み作りは、どのようにしてできあがったのでしょうか。

子どもの成長と共にママも成長できるコグニティ株式会社

ー御社の事業内容を教えてください

弊社は2013年に「技術の力で思考バイアス無き社会を。」をミッションに2013年に設立しました。
自社で開発したソフトウェアを使って、接客・プレゼンテーション・会議等の傾向をモデル化、数値化して比較評価するサービスを提供しています。

ー完全テレワークやスーパーフレックスを導入し、働きやすい環境を提供しているとお聞きしました。その中で課題や、より良くする取り組みは何かされていますか

「家庭最優先で」という働き方ができていますので、満足度も高いようです。
働きやすい環境のベースは確立されていますが、エンゲージメントを高めるための施策を挟みながら、リモートとリアルのバランスが良い働き方を構築することが大切だと考えています。すでに徳島や福岡、秋田には新設していますが、サテライトオフィスを各所に設置し、リアルで会える機会を作りつつ、各地域の核となるメンバーを育成する必要があると感じています。

ー子育て中のメンバーが多いということですが、その人たちにとって会社がどんな環境であればいいと考えますか

弊社には、業務委託として在籍している子育て中の方が多くいるので、その人たちが安心できる環境が必要です。子どもの成長とともに自分自身の成長も叶う場であって欲しいと思っています。
育児により休職してもスムーズに復帰できる仕組みや、テレワークでも時々コミュニケーションを取れる場も整えています。

時間もキャリアも子どもの成長に合わせて!立石さんの働き方について

立石宏美さんのプロフィール

職業:経営企画室長
お子さんの年齢:19歳 ・15歳
居住地:福岡県
勤務形態:フルタイム正社員
勤務年数:6年
現在の主な勤務時間:10時〜19時

ーおもしろい在宅ワークだと紹介されて始めたのがコグ二ティ入社のきっかけだったとお聞きしました

はい。それまでは、上の子の出産を機に在宅でできる採点業務の仕事をしていました。子どもを産むまでは、別の会社でバリバリ働いていたので、子育て中心の生活ができればなと思っていて。
そんな時、以前に弊社の秘書業務をしていたママ友から、「今までやったことないようなおもしろい在宅ワークがあるよ」とコグニティの仕事を紹介されたんです。
そこから副業的な感覚で始めることになりました。

ー現在は正社員ということですが、スタートした当初は業務委託からだったんですね

弊社はワーカーと言われる業務委託で仕事をする人たちが多くいます。
私も、はじめは業務委託で一件40円の仕事を担当していました。単価は業務により幅はありますが、一件あたりの業務時間は数秒から長くて10分程度のものがほとんどです。なので、子育て中でも隙間時間で仕事がしやすいと思います。現在、200名ほどのワーカーの方がいらっしゃいますが、子育てをしているママは多いですね。
私は、働き始めてから1年後くらいで短時間正社員として雇用契約しました。フルタイムで働くようになったのはそこから2年後くらいですね。

ーコアタイムのないスーパーフレックス制を導入しているということも子育て中のママが働きやすい一因なのでしょうか

業務委託の方は勤務時間が特に決まっていませんが、雇用契約で働いている人も朝の5時から夜の10時まで働けます。とはいえ、早朝だけや夜にだけ仕事をする人はいませんが、日中の子どもの行事や体調不良の呼び出しのブランクがあっても対応できる時間が広いので子育て中でも働きやすいと思います。

ーキャリアアップを重ねていった立石さんですが、育児との両立は大変でしたか

業務委託として仕事を始めてから3ヶ月後くらいに「今やっている仕事を人に教えるトレーナーの仕事をやってみませんか?」という声をかけていただきました。その後、グループのワーカーが増えてきて、グループリーダーを任されることになりました。当時は子育てにかける時間も多かったので、リーダーではありましたが月10時間ほどの稼働でした。そこからグループの規模が大きくなり、グループを統括するCC室長を経て生産部をまとめる生産部門長に2年ほど携わっていました。
現在は経営企画室の室長として働いていますが、子どもの成長に合わせて業務の幅も時間も増えていった感覚なので、あまり無理をせずここまできました。気づいたら役職についていたなと言うのが正直な感想です。

同じ悩みを共有し合える横の繋がり

ー生産部門長をしていた立石さんが大切にしていたことの一つに「共感力」があったそうですね

以前は、ワーカーさんの繋がりというと作業報告をするリーダーの方くらいでした。在宅で1人で仕事をするワーカーさんは、「自分の作業がこれでいいのか」など不安になることがあると思うんです。なので、グループごとにワーカーさんたちの横のつながりを作りました。
女性の職場にとって大事なのは「共感力」だと思うんです。そこで、同じグループの人と悩みを共有しあい、解決するにはどうしたらいいか一緒に考えられる関係性を目指したんです。
「この悩みを持っているのは自分だけじゃないんだ」、「あの人も頑張っているから頑張ろう」。こういった気持ちを共感できる関係の中で女性はパワーを発揮します。時には育児の悩みに先輩ママがアドバイスをすることもあるんです。私が入社した当時はワーカーさんは15人ほどでしたが、今では200人以上の方が働いています。

ーグループには何人ほどいらっしゃるんですか?

グループの中にチームが何個かあり、チーム内は10人ほどで動いています。それぞれリーダーがいて、チームやグループ内の状況を把握できる体制を整えています。 体制がしっかりしているので、ワーカーさん一人ひとりの状況を把握することができましたし、もっと稼働できそうな人には新しい仕事をお願いすることで、ワーカーさんたちのキャリアや収入のアップに繋がっています。

テレワークだからこそ思ったことを言える環境づくりが大切

ー社員間やワーカーさんたちとの連絡ツールは何を使用されていますか

業務やグループによって違いますが、認識合わせをするような会議はオンラインを使用しますが、テキストコミュニケーションがほとんどです。
基本的にはSlackを使用していますが、記録に残しておきたいお金関係などはメールを使用するなど使い分けています。

ーテキストでのコミュニケーションで工夫していることは何かありますか

文字で伝えると堅く感じやすいので、なるべく砕けた表現を使ったり語尾を長音にするようにはしています。あとは、絵文字を使って感情が伝わるようにしています。
ワーカーさんたちは上司の部下というより、一緒に働いているメンバーという感覚です。なので、思ったことをお互いに言える環境でいたいと思っています。テキストでも一方通行なコミュニケーションではなく、キャッチボールができる返信を心がけています。

ーワーカーさんの業務は多岐に渡ると思いますが、依頼するときに大事なことは何か教えてください

簡単な業務は別として、仕事を依頼する時は必ず本来の目的を伝えるようにしています。
例えば、書くということに一生懸命になってしまうと、その行為自体が目的にすり替わってしまうんです。そうすると、本来何がやりたかったのか見失ってしまいます。
ゴールに行き着くまでの手段であれば、100%の出来じゃなくてもいいと思っています。
どの山(目的)に一緒に登るのか把握した上で仕事してもらいたいので、その為のコミュニケーションは欠かせません。

働いている人みんなで上場する瞬間を喜びあいたい

ー現在は経営企画室の室長として働いている立石さんですが、今後の展望について教えてください

現在の経営企画室の仕事は「新しい業務を作る」「新しい仕組みを作る」ことがミッションです。「仕組みができたら、誰かにそれを渡していく」という役割なので、後継者を育てながら会社を大きくしていきたいです。
子育てをしながら働くお母さんが最優先なのは家庭や子育て。私がそうだったように最初は気軽な気持ちで始めてもいいと思っています。子どもの成長と一緒に成長できる環境がここにはあると思っています。

ー今後、ワーカーさんをさらに増やしていく予定とお聞きしました!

はい。弊社は上場を目指している会社ですので、働きやすい環境を維持しつつ組織を大きくしていきたいです。
社長の河野はとても魅力的な人で、彼女の肩越しに見える景色を見てみたいというのが私のずっと変わらない原動力です。 ワーカーさんも含め、上場した時の喜びをみんなで分かち合いたいですね!

編集後記

ライター・Oカダ

メンバー同士の信頼関係があるからこそ、「家庭最優先」の働き方が実現できている素敵な会社でした。立石さんのテキストコミュニケーションでも伝え方は子育てしていなくても参考になるものばかり。私も立石さんのような上司の元で働きたい!と感じられずにはいられないインタビューでした!

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