ママだからこそ向上心を持って新しいスキルを身につけて挑戦し続けたい

「本当に良いと思えるコトとヒトをつなげる」がミッションである、株式会社スマートメディア。ベクトルグループのメディア領域を担当する戦略的子会社として誕生し、主にメディア事業を主軸にサービスを展開。オウンドメディアを運営できるCMSツール「clipkit」も展開しており、現在700社以上の導入されています。
今回はこちらの広報・オウンドメディアプロデューサーである、小針 亜葵子さんにインタビューいたしました。

小針亜葵子(こばりあきこ)さんのプロフィール

職業:広報・オウンドメディアプロデューサー
お子さんの年齢:4歳
居住地:東京都
勤務形態:正社員/リモート出社併用

スマートメディアを選んだ理由は


➖これまでの経歴を経て、スマートメディアに入社されたきっかけを教えてください。
大学卒業後、編集プロダクションに入社。その後、アパレルブランドにて販売/店舗マネージメント/VMDを経験しウェブメディアスタートアップから現職へ。
スマートメディアでは有名ファッションイベント公式メディアの事業責任者や新規事業部を経て、現在は広報/オウンドメディアのプロデューサーを担当しております。

➖担当されている業務内容を教えてください。
会社の広報とオウンドメディアのプロデューサーを兼任しています。
プロデューサーでは、オウンドメディアの戦略立案から記事の取材や執筆など、メディア運営全般を担当し、企業の発信をお手伝いさせていただいています。

広報もオウンドメディアプロデューサーも、会社やお客様の「届けたい情報をターゲットに伝える」ことがお仕事なので、自社のことはもちろん、お客さまの会社のことやサービス・商品を深く理解し、背景にある想いやストーリーを伝えることがミッションだと感じています。事業の成長に貢献できるよう、全力で取り組む姿勢を忘れずにお仕事に臨んでいます。

会社の制度について

➖良いと感じている会社の制度等はありますか?
弊社では、以下のような制度があります。

・母性健康管理のための休暇等
・婦人科検診(2022年より婦人科検診にかかる費用を会社負担する制度がスタート)
・小学生未満のお子さんがいる場合はフルリモート可(コロナ禍以降にスタート)
・妻の出産 2日特別休暇が取得できる
・生理休暇 など

また、弊社がWeWorkということもあり、子どもと一緒に出社できるペアレンツルームがあります。会社の制度というよりは、シェアオフィス先の施設設備にはなりますが、室内にはミルクや離乳食を温める事ができるキッチンスペースが完備され、おむつ替えシートやベビーチェアーもあります。音楽の音量調整もできるので、子どもとの過ごし方の選択肢も広く持てる点も素敵だと思っています。

小針さんの勤務状況について

➖現在の働き方を教えてください。
現在は会社の制度にある、「小学生未満の子どもがいる家庭にはフルリモート可」を利用して、出社とリモートを併用しながらフレキシブルに勤務しています。作業が多い日はリモート、取材対応や社内部署とのミーティングなどは対面といった自分のスケジュールに合わせて勤務形態を使い分けながら勤務しています。
特に、広報では社内の各部署との連携が必要。できるだけ対面でお話しできるようにしたいので、積極的なコミュニケーションを心がけています。

➖現在の働き方のメリットと課題について教えてください。
メリットは、子育て中の方はみなさんご経験されていると思いますが、幼いこどもはすぐ体調を崩して発熱してお休みせざるを得ないことも多く、保育園からの急な呼び出しにも基本的に「ママ」が対応しなくてはいけないことが多いと思います。子どもの緊急事態でも、フレキシブルな働き方が選択できることですぐに対応ができるため、そういう場面で感じる調整などのストレスは軽減されているなと感じます。

また、体調を崩したと言っても、お家でぐったりしている時間はほんの僅かで、元気いっぱいの時間の方が多かったりします。(子どもの回復力は素晴らしい)でも、保育園や幼稚園のルールで解熱後24時間以上経たないと登園できないことも多くこれまではお休みしてきました。リモートを選べることで、今までお仕事をお休みにしなくてはいけない場面でも働けるようになったことはとても大きいです。

実際、私自身も子どもが自宅にいながらリモート会議をしますが、「ママかいぎしてるの?おはなししたい!」と、子どもが興味津々で会議に出てしまうこともあります。こちらとしては気が気でなく、「あと少し待っててね?」と焦ってしまうことも…。
しかし、そういう場面でもお客様も社内メンバーも温かく受け入れてくださり、「こんにちは」と話しかけてくれたり、子育てに理解してもらえることが多くありがたい気持ちでいっぱいになります。自分が会議に出席している中で、お子さんが登場するシーンに出会う時もありますが、とても癒されその場の空気が和んだり、「子ども」が1つのトピックになって会話が弾む効果もあるなと感じています。

このように、コロナ禍になりリモート勤務が浸透したこともありがたいですし、こどもがいる場面でのリモートでも受け入れてくださる方が増え、そういう環境になってくれたことは大変ありがたいです。

働き方の課題というよりは、自分自身の時間の使い方には常に気をつけています。
フレックスタイム制で、10-19時が基本ですが、自分自身のスケジュールに合わせて早朝から勤務したり、夜子どもが寝た後に仕事をするので、タイムマネージメントがとても重要。
予定通りにいかないことやイレギュラーが起きることもありますが、仕事を家に持ち込まないようにできるだけ自分の時間で対応するようにしています。

今後の目標について

小針さんとお子さん


➖子育ては続きますが、今後のご自身のキャリアをどのように考えていらっしゃいますか。また、どんなママになりたいと思っていますか。

子どもを授かる前は、特に考えることもなく自由に生きてきた気がします(笑)。子育てをする中で、以前よりもどうありたいのか、具体的なキャリアを考えるようになりました。
やはり、今の自分は「子ども」が中心なので、子どもとの時間を減らさずにお互いが楽しく過ごせる働き方でづづけていきたいと思っています。

そのために、自身のスキルアップや学ぶことに積極的でありたいです。子育て中だからと諦めずに、興味のある分野は積極的に学んで、ママだからこそ向上心を持って新しいスキルを身につけたり挑戦し続けたいと思っています。実は今、以前から興味のあったウェブデザイナー講座を受講中で、仕事に活かせるように必死に勉強中です。

そして、ママが望むキャリアを歩むためには、パートナー(パパ)の理解と協力がなければ難しいと思うので、子どもだけでなくパートナーとのコミュニケーションもとりながら働き続けたいです。子どもを優先に考えすぎてパパをおろそかにしてしまいがちなので、夫婦のコミュニケーションも大切にしたいです。
働く場所にこだわらず、どこにいても働けるスキルを身につけ、自分自身の名前で仕事を受けて会社に貢献できるようになれたらと思っています。

夢は、海外で子どもと生活することなので、リモートワークなどを駆使しながら、さまざまな体験を一緒にできたら幸せだなと思っています。

ママとしては、子どもを1人の人として尊重できるようにしたいです。子どもだからということではなく、1人の人間として個性やアイデンティティを尊重し、フラットな関係でいたいと思っています。私自身子どもと過ごす中で、学ぶことがとても多く、毎日が気づきや発見の連続。そして、人としても親としてもまだまだ未熟なので反省も多く、「今の言い方、ママが良くなかったね」と、私が謝ることもよくあります。

そういう毎日の中で、お互い・家族が楽しく過ごせるように、自分の考えを押し付けたり感情で話すのではなく、子どもがどう感じたのかを大切にできるママでありたいです。

株式会社スマートメディアに関して


➖御社の事業内容を教えてください。
株式会社スマートメディアは、企業のありとあらゆるデジタルコミュニケーション支援を行う会社。月間1億PVのメディアを運営するノウハウを活かし、企業のオウンドメディアをサイト構築から制作運用まで、一気通貫で支援しております。

株式会社スマートメディア https://sma-media.com/

編集後記

はたママ編集部

ママだからこそ向上心を持つ、という言葉に勇気をもらいました。子育てをしていると、つい自分に制限をかけてしまいがち。けれど、そこで思い切ってスキルアップが、自分の人生に自信が持てるのではと思いました。