育休後の復職率は95%以上!ママ社員もパパ社員も自由な選択で「はたらく」を楽しむ

「はたらいて、笑おう」をグループビジョンに掲げるパーソルキャリア株式会社(以下、パーソルキャリア)は人材サービス会社として一人ひとりに寄り添った働き方を提供しています。
パーソルキャリア社内では、グループ内のオープンポジションにチャレンジできるキャリアチャレンジ制度や複業制度などが充実しているほか、子育て世代もサポートする幅広い支援制度が揃っています。今回はパパとして2ヶ月間育休を取得した男性社員の方と時短社員として育児と仕事を両立しているママ社員の方にお話をお聞きしました!

パーソルキャリア株式会社とは

➖御社の事業内容を教えてください。
パーソルキャリア株式会社は、-人々に「はたらく」を自分のものにする力を-をミッションとし、転職サービス「doda」やハイクラス人材のキャリア戦略プラットフォーム「iX」をはじめとした人材紹介、求人広告、新卒採用支援等のサービスを提供しています。
またパーソルグループでは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに掲げ、グループの総力をあげてこれまで以上に個人の「はたらく」にフォーカスした社会価値の創出に努め、社会課題に正面から向き合い、すべての「はたらく」が笑顔につながる持続可能な社会の実現を目指しています。
 
➖働きやすい環境への取り組み、それに対する社内での反応、また、現在感じている課題がありましたら教えてください。
 

リモートワーク制度

https://www.persol-career.co.jp/recruit/workplace/place/support/

個々の置かれている状況や活動内容に“より適した”ワークスペースを選択することで、限られた時間を 有効に活用し、自律的に業務遂行を行うことが可能です。現在の全社のリモートワーク率は平均80%程度で、運用上の大きな課題感は特に感じておりません。一部、社内VPNがつながりにくい、リモートワークが増えた影響でオンライン会議に適したオフィススペースが不足しているなどの課題もありますが、今後の実証実験などを通じて解消される予定です。

FLASH制度

https://www.persol-career.co.jp/recruit/workplace/system/flash/

社員の長期就業や持続的成長を支援することを目的とした人事制度です。キャリアプランやライフステージに合わせた柔軟な働き方ができるよう、はたらく日数・時間・場所・休業/休職の選択が可能です。
「FLASH」という制度の名前は、時短・休業/休職制度の活用を想定する5つのシチュエーションの頭文字を取ったものです。 「パーソルキャリアで長く活躍し続けていただくためには、はたらき方を選択できるひととき(FLASH)も必要」というメッセージが込められています。今回はFLASH制度の中でも「F:Family」についてご紹介します。
■Family育児:
小学生以上のお子さんがいる社員の利用率が最も高く、ここ1年ほどは不妊治療に利用する社員も増加しています。現時点で大きな課題感はありませんが、近年のリモートワーク増加によって通勤にかけていた時間を使えるようになったため、制度利用をやめる社員も増えています。

 
そのほか、
・育児休業(最長で子どもが2歳になるまで)
・育児休暇(子どもの1歳の誕生日の前々日までに最長5日)
・時短勤務制度(子どもが中学就学まで)
・次世代育成休暇(時短社員の子どもが小学校就学まで年間最大12日)
・看護休暇(子どもが小学校就学まで年間5日)
・ベビーシッターサービス・家事代行サービスの格安利用の提供

 
という制度もあります。出産お祝い金や復職者向けガイダンスもあり、育休後の復職率は95%以上という数字からも安心して働ける環境があることがわかります。

男性育休取得推進施策の取り組み

働く女性だけでなく、男性の育児参加も推進しています。
2022年1月末には、男性育休を推進する活動として、男性管理職が家事育児のリアルを知り体験してもらう「男性育休推進 ワーパパ体験プロジェクト」を実施。プロジェクト実施期間の約2週間、通常業務を必ず17時で切り上げる「時間制約のある働き方」や「オンラインワンオペ育児体験」を通じて、「時間に対する焦りや苛立ち」「やりたいのにできないジレンマ」などを体感することにより、組織全体の働き方改善や仕事の仕組み化の必要性を理解し、自身の働き方やマネジメントを見直す機会につなげることも狙いとしています。
パーソルキャリアでは男性社員の1ヶ月以上の育休取得を推奨しており、利用する男性社員も年々増加しているといいます。
 

■「男性育休」取得推進施策、“オンラインワンオペ育児体験” を実施

男性管理職が、家事育児のリアルを知り体験するプログラムに挑戦
~「ライフの中でキャリアを形成していく」必要性と男性育休取得の意義やメリットを体感~
https://www.persol-career.co.jp/pressroom/news/corporate/2022/20220118_01/

北野さんのキャリアや働き方について

北野高英さんプロフィール
職業:人事担当
お子さんの年齢:3歳・0歳
居住地:茨城県

 
ー入社されたきっかけと勤務年数を教えてください
北野さん 当社には新卒で入社しました。ビジネスパーソンとしての成長速度の速さと人材ビジネスに魅力を感じたのがきっかけです。今年で勤続14年になります。
入社した頃と比較すると、時代の変化と共に働く環境としても改善されていますし、だからこそ今でも続けていられるのかなと思います。
 
ー現在の働き方はリモートワークが中心ですか
北野さん 今は基本リモートワークです。私の所属している人事部はコロナが流行る前からリモートができる環境だったので、コロナ禍前も週2、3回はリモートワークでした。
オンラインツールとして使用しているのは主にteamsです。
リモートワークは、仕事が終わればすぐに子どものところへ行けますし、会議などがなければ夕方のバタバタする時間に中抜けして育児ができるので良いなと思っています。
 
ー2人目のお子さんの時に育休を取得されたのですね
北野さん 第一子の時は育休を取得しませんでしたが、同僚の男性が育休を取ったことが、自分も取得してみようかなと思ったきっかけです。会社に申請後、第二子の予定日1ヶ月前から2ヶ月間の育休を取得しました。育休を取る2ヶ月くらい前から徐々に引き継ぎ作業を行っていたのでスムーズに進みましたね。
 
ー2ヶ月間の育休期間はいかがでしたか
北野さん 第一子の世話もあるので、第二子が生まれる予定日1ヶ月前から育休取得したのですが、予定日よりかなり早く産まれたので息つく暇もなくバタバタしていました。妻の実家が近くなので退院後1週間くらいはお世話になっていましたが、その後は夫婦二人三脚で育児をしました。僕は基本的に第一子の面倒を見ていましたが、赤ちゃん返りもあり大変でしたね。第一子の時から育児は積極的に行っていた方だと思いますが、実際2ヶ月間の育児を経験してみて仕事の方が楽だなと思いました(笑)。

子育てをきっかけに働くための時間担保はやめようと思った

ー育休が終わる前に育児についての対策は何かされましたか
北野さん お金で解決できる家事はそうしよう、と夫婦で話し合いました。家電を買い揃えたり、食材の宅配サービスの手配を済ませたり、考えられる手は尽くしましたね。
 
ー育休から復職という経験が今の仕事にどのような影響を与えていると思いますか
北野さん 育休前からですが、子育てにもコミットすることで仕事の価値観はすごく変わりました。
それこそ、20代の独身の時は勤務時間内に仕事が終わらなくても残業すればいいし、休みの日にパソコンを開けばいいや、と思っていました。子どもができてからはそういった気持ちが一切なくなりましたね。
逆に勤務時間内に仕事を終えようという意識が強くなりました。そうすると、自分がやらなくてもいい仕事が見えてきて、時と場合によっては断るようになりました。
家族との時間は大切にしたいですし、いい仕事環境をこれからも模索していきたいですね。

井出さんのキャリアや働き方について

井出妙子さんプロフィール
職業:法人営業
お子さんの年齢:2歳
居住地:東京都

 
ーパーソルキャリアに転職したきっかけと、現在の勤務スタイルを教えてください
井出さん 前職は、百貨店で接客をしていました。勤務していた7年の間に他企業と合併や、売り上げ確保のための営業時間延長や年中無休の営業形態に変わったことで、帰宅時間はどんどん遅くなり、次第に働く環境に疑問を持つようになりました。
また、人事の評価基準に納得がいかないことがあり、同僚が次々に転職していく様子を見たことも転職を決意したきっかけの1つです。
当社での勤続年数は7年です。子どもが1歳になった頃に育休から復職し、17時までの時短で働いています。コロナが流行り始めた頃はフルリモートでしたが、現在は週2で出社という勤務スタイルです。
 
ーパーソルキャリアを知ったきっかけは友人の紹介だったのですね
井出さん 転職を考えていた時に、友人から「ここのキャリアアドバイザーが良かったよ!」と教えてもらったのが当社のキャリアアドバイザーでした。
カウンセリングでは、前職で働いていた時に何が辛かったのか、自分が次の職場に何を求めているのかを細かく分解して話しを進めてくれたので自身を見つめ直す良いきっかけだったと思いますし、今でも感謝しています。そういった相談をしている中で、「人材業界に向いているのでは?」と言われました。当初はパーソルキャリアに転職しようと思っていたわけではなく、自分では考えつかない選択肢でしたね。
最終的に、評価制度や休日休暇に納得感があるパーソルキャリアに転職することを決めました。
 

復職後に直面したコロナによる大きな市況変化

ー2歳のお子さんがいるということですが、育休はどのくらいありましたか
井出さん 2019年7月から2020年7月までの1年間育休を取得しました。当初は2020年の4月まででしたが、コロナ禍による保育園の休園があり3ヶ月延長した形です。
保活はスムーズにいきましたが、コロナの影響で会社の状況が刻々と変化していたこともあり、復職後についていけるか不安はありました。
 
ーコロナ禍の復職はさまざまな変化がありそうですね
井出さん 育休中の1年間でリモートワークがメインになり、働く環境がガラッと変わりました。オフィスに出社しても他の社員はほぼ出社しておらず、わからない事を聞ける人がいませんでした。teamsなどのオンラインツールに慣れ、自宅のリモートワーク環境が整備できるまで1ヶ月ほどは苦労しました。
出勤していた時はラフに聞けたことも、リモートワークになってからは質問内容を吟味するようになったと思います仕事の勘を取り戻せても、市況が大きく変わったコロナ禍の状況に合わせて営業スタイルをアップデートすることも大変でした。
子どもの保育園に関しては、急な発熱などは数回ありましたが、リモートワークだったのですぐに対応できて助かりました。
 
ー妊娠・出産を経て価値観や考え方の変化はありましたか
井手さん 前職で働いていた時は、どんな状況であろうと頑張り続けるのが当たり前という仕事観でしたし、周りの人が困っていてもその人の立場を理解できないこともありました。
しかし、転職し出産・育児を経験したことで、自分と違う価値観や生活スタイルを持っている人にも寄り添えるようになったと思います。
子どもと接していると、「何でできないのか?」「どうやったらできるようになるのか?」について一緒に考える場面が多くあります以前の職場では、自分の失敗や悩みは自分で解決するものと思っていましたし、一緒に働く仲間にも求めてしまっていたと思います。いまは、どうやったら解決できるのかを一緒に考えられるようになったのが大きな変化ですね。社内でも子育てをしている社員が多くいるので、お互いに感謝しながら仕事ができる環境はとてもありがたいです。

編集後記

実際に社内で働くママ・パパの声を聞き、働きやすい環境づくりを行っている点は人材サービスで時代を先取りしてきたパーソルキャリアならではだと思いました。
産後すぐの夫婦での育児参加は、女性の産後うつの軽減や、その後の良好な夫婦関係に繋がるというデータがあること、また育休は社員の考える幸せを実現する手段の1つだからこそ、各々置かれている状況や事情に合わせて育休が取得できるよう、✳︎男性社員の1ヶ月以上の育休取得を「推奨」しているといいます。率先して夫婦での育児時間が確保できるパーソルキャリアのような取り組みがもっと広がっていけば、より良い働き方にも繋がっていくのではないでしょうか。

男性社員の育休取得1カ月以上を推奨
https://www.persol-career.co.jp/pressroom/news/corporate/2021/20211119_01/

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