在宅ワーク歴13年!関わる方への感謝を胸に、やりがいを持って働きつづける

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兵庫県に本社を構えるプラスチックの射出成形メーカーのアスカカンパニー株式会社は、創業54年目を迎えます。“仕事と生活の好循環な環境を創出したい”と社員のワークライフバランスを考えた様々な取り組みを行っています。今回は、同社で働きご家庭の事情から13年前から在宅ワークをされている営業本部の前川 明日香さんにお話しを伺いました。

在宅ワークのおかげで、実現できた自分の居場所

前川 明日香さんのプロフィール

職業:営業本部 評価センター

現在は環境に配慮した原料の情報集約とその関連テーマの進捗管理、新製品の原料選定や原料メーカーなどの取引先の窓口、特命業務(プロジェクトリーダーや参画するプラットフォームなどの窓口)などを担当

お子さんの年齢:3歳,6歳,9歳,12歳

居住地:滋賀県

 

 ➖前川さんは、在宅ワーク歴13年!在宅ワークをされるようになったきっかけを教えてください。

結婚を期に会社のある兵庫県から滋賀県に転居することになりました。

その際、「仕事やめるよりは在宅で働いてみて、ダメだった時に退職を考えたらどうか?」と会社から提案があり在宅ワークがスタートしました。

前例は、会社の近く住む設計部の社員が1人いました。また、営業所も各拠点にあるため、在宅ワークができる環境は整っていました。

 

➖前川さんは、お子さんが4人いらっしゃいますよね。産休・育休を取得しやすい環境でしたか?

はい。入社した頃には、同じ大学の女性の先輩も取得していましたし、所属していた開発部の上司も男性ですが育休を取得されていたので。自然な流れでしたね。

 

➖産休・育休中の時のことを教えてください。

開発に関わる仕事の進捗管理をしていたこともあり、1人目、2人目の出産時はなるべくブランクを抑えたいと産後10か月ぐらいで復帰しました。それでも、空白の間の進捗状況がわからない、子どもが居ると出社することが大変、上司が変わって人間関係を築くことから始める必要があったため、「浦島太郎」や!と思っていました。早く円滑に仕事ができるようにならないと、遅れを取り戻さないと!と焦っていましたね。

特に4人目の時にはコロナ禍もあって1年以上の育休を頂いたこと、産休以前の業務も進捗管理ではなく、申請書作成やBCP管理、新製品の原料や添加剤、環境配慮への取組み等、自分一人で対応する業務が中心に変わっていたので、前回のような焦りはあまり感じませんでした。ただ、自分の居場所ではないですが、自分の立ち位置、仕事をちゃんと確立しないと、とは思っていました。

 

➖復職後の働き方に変化はありましたか?

全部自分でしないと! という変な責任感というか意地みたいなものがありましたが、他の人に任せることができるようになったと思います。

子どもがいると急に休むことはどうしても出てくるので、そういう時のことも考えて動くようになりました。

 

➖何かキッカケがあったのでしょうか?

3人目の子どもを抱えて働くようになった頃、新しく外部からいらした上司の仕事の進め方が、今までの方とぜんぜん違っていて驚きました。周りにどんどん作業を振っていかれる姿を見て刺激を受け、仕事の相談をした際の夫のアドバイスもあり、自然とそうするようになっていきました。

プロジェクト活動のリーダーをしたときのフィードバックでも、若手を育てることも評価に加味されるなど、会社としてもそういった文化が根付いてきているのを感じています。

 

➖長年在宅ワークをされるなかで、気をつけていらっしゃる事があれば教えてください。

できていない事も多いですが、問いに対してなるべく早く反応すること。あとは、Web

会議の際は、相手に分かるように頷く、思っていることをしっかり伝えるように意識しています。

電話の際には、マナーの先生に以前教わった、笑声(えごえ)も意識してできるだけ明るく話すようにしています。家で側にいる子どもには、「声が違うっ!」と言われますね(笑)。

 

➖在宅ワークという形でお仕事をつづけてこられて良かったと思いますか?

そうですね。時間ギリギリまで作業してから、子どもの世話や家事などをできるのは、ありがたいなと思います。

また、サポートが得意と思っていた私は、周りの状況をみて動くことができるオフィスでの勤務が好きでしたが、在宅ワークになりもくもくと作業に没頭できるので、今のような申請業務も担えるようになったのかなと思います。

 

➖今後は、どのようにお仕事を続けていきたいですか。

自分の中では、必要とされていると感じられることがやりがいにつながると感じています。そのため、在宅で社内外の人と会う機会が少ないですが、出社している人と変わらず気軽にコンタクトが取れて、このことについては前川に聞こう!と思ってもらえる存在になりたいと思います。

また、もう13年程在宅ワークをさせてもらっていますが、出社や外出など、早朝に出かける、帰りが遅くなると家族の支えがあるからこそできていると感じる部分が多いですし、私が在宅でできない部分を依頼して実働部分を担って下さる方がいらっしゃいますので、関わる方へ感謝する気持ちを忘れない自分でいたいと思います。

前川さんの作業風景。パソコンの横には…自社製品♪

 

ここがすごいぞ!アスカカンパニー

 勤務制度

アスカカンパニーさんでは、早い段階から先の時代を見据え、社員一人ひとりを大切にすることを意識して経営をすすめていらっしゃいました。そのため、勤務制度も社員の立場にたった制度が整っています。

個々の要望に合わせた時短勤務制度の導入
例)09:00~16:00、08:30~15:30、09:00~15:30 など各人のニーズに合わせて柔軟に対応しています。(水曜だけ15時まで、ということも可能です。)

・スライド勤務の導入
例)08:10~17:10 など 夏休み期間だけ等の要望も可

・スポットテレワーク
学校が急遽休みになった際(台風などで休校)に在宅ワークを選択

・5日連続有休取得の推奨
年に1回5日間の連続した有休取得(土日合わせて9連休)※次年度より年間休日に5日連続休暇を織り込む予定(115日+連続取得5日の計120日)


・男性社員の育児休業取得奨励金制度

社内活動

子どもがいる社員もそうでない社員もみんな主体的に仕事の参加でき、評価される仕組みもできています。

  ・1978年から続くQC活動(MK活動)
一般的には、QC活動と呼ばれる品質管理活動。アスカカンパニーでは、MK活動と呼ばれ、年に2回のペースで実施されているそう。若手社員からベテラン社員まで、みんなリーダーを経験します。よりよいものを追求し改善する従業員を育成する会社の主軸となる取り組み。


・プロジェクト運営
社内では、常に10個ほどのプロジェクトが並行してすすむ。会社から、リーダーが選出され、進捗や成果の発表の場もある。

前川さんも、このQC活動やプロジェクト活動での気づきをお話されていたのが印象的でした。プレッシャーはあるものの、チーム社員や上長からのフィードバックをもらう中で、自身の行動の振り返りや評価を確認できる機会になっているのですね。

編集後記

 

今回、前川さんにお話を伺う中で、お仕事にとてもやりがいを感じていらっしゃること、在宅ワークの利点を生かし業務にあたられていることが印象的でした。ご本人の努力はもちろん、アスカカンパニーの一人ひとりにあった働き方を追求される姿勢が社内にも根付いていらっしゃるからこそ、実現できているのだと思います。

前川さんも「在宅ワークを迷われている方がいらっしゃったら、ぜひ一度挑戦してみてほしい!!もくもくとする作業が好きな方には合っているかも」とおっしゃっていました^^先輩からのお言葉、とっても心強いですね!

 

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