仕事と育児、どちらもあきらめない。QAのプロが実践する、家族を真ん中に置いた働き方~株式会社ヒューマンクレスト QAエンジニア O.Sさん~

「ヒューマンクレストは、“ちゃんとうごかす”をサービスする」をスローガンに、ソフトウェア品質保証(QA)に特化した専門サービスを展開する株式会社ヒューマンクレスト。「See the world not as it is, but as it should be.(あるがままでなく、あるべき世界を見ろ)」という理念のもと、約8割の社員がリモートワークを活用するメリハリのある働き方を実現しています。

今回お話を伺ったのは、同社でQAエンジニアとして活躍するO.Sさん。7歳のお子さまと二人で暮らすO.Sさんが、プロとしてのこだわりを貫きながら、会社の温かいカルチャーの中でどのように仕事と育児を両立させているのか、そのリアルな姿に迫ります。

O.Sさんのプロフィール

職業(担当業務):QAエンジニア
お子さんの年齢: 7歳
居住地:神奈川県
勤務形態:ハイブリッド勤務

仕様書通りに留まらない、プロのこだわりとやりがい

現在担当されている業務において、プロとして「ここだけは譲れない」というこだわりを教えてください。

QA(品質保証)エンジニアの仕事は、システムやアプリケーションが期待通りに動作するかをテストし、その品質を保証することです。単に不具合を見つけるだけではなく、ユーザーが安心して利用でき、満足していただける製品になっているかという視点で、品質を高める役割も担っています。

私は現在、テストの設計から実施まで幅広く担当しています。お仕事をお受けする際には、多くの場合、お客様からシステムやアプリケーションに期待される動作が記載された「仕様書」などの資料をご提供いただきます。その仕様書通りに動くかどうかをテストで確認するのは大前提であり、プロとしてのスタートラインに過ぎません。

私が譲れないこだわりとして大切にしているのは、そこにお客様が抱く理想だけでなく、実際に使う「ユーザー目線」でその商品を扱ったときにどう動いてほしいか、という視点も常にセットで持ってテストに臨むことです。

例えば、「この操作ではユーザーが迷ってしまうのではないか」「この画面の表示は、初めて使う人にも分かりやすいだろうか」といった視点を持ちながら確認し、仕様書だけでは見えにくい改善点があれば、お客様へ積極的に提案するようにしています。

お客様から評価され、品質を守る仕事ならではのやりがいを感じた瞬間を教えてください。

実際に、前述したようなユーザー目線からの提案を行った際、お客様から「自分たちでシステムの構築を追っているだけでは、どうしても気づけない点でした。そこまで見てもらえて本当に助かりました」とお声をいただいたことがあります。

ただ言われた通りにテストを消化するのではなく、ユーザーの使いやすさに寄り添うことで、お客様の期待以上の結果を出して評価をいただいたときは、この品質を守るプロの仕事をしていて本当に良かったと、やりがいを感じます。

プレッシャーを安心感に変える、柔軟な時間調整とリモートワーク

8:45〜17:45という勤務時間の中で、どのようなスケジュールでお仕事と家事・育児を両立されていますか?

現在は参画しているプロジェクトの稼働時間(8:45〜17:45)に合わせ、一日のスケジュールを組み立てています。放課後デイサービスへの送迎時間にしっかり間に合うよう、勤務時間について相談しながら調整できる環境があるため、無理なく子どもの預け先に合わせたスケジュールを組むことができています。

  • 06:15〜 起床、自分の身支度
  • 07:10〜 子どもを起こし、朝食と身支度を手伝う
  • 07:50〜 子どもを集団登校へ送り出し、仕事の準備
  • 08:45〜 勤務開始
  • (放課後) 子どもは学校内にある預かり機関「キッズクラブ」で過ごす
  • 15:00〜 送迎ボランティアさんの付き添いのもと、子どもは放課後デイサービスへ移動
  • 17:45〜 退勤、すぐ放課後デイサービスへお迎え
  • 18:30〜 帰宅、洗濯や夕飯作り、親子で夕飯をとる
  • 20:30〜 入浴
  • 21:30〜 寝支度
  • 22:10〜 子どもの就寝。残りの家事や翌日の学校の支度をこなす
  • 23:00〜 自由時間(ほっと一息つける時間です)
  • 00:00〜 親の就寝

リモートワークや勤務時間調整は、実際どのような場面で活用され、どのようなメリットを感じていますか?

リモートワークは、主に子どもの急病時などに活用しています。自宅で子どもの様子を見守り、看護をしながら並行して自分の業務にあたる形で進められるので非常に助かっています

働く前にいろいろと調べていた段階で、いわゆる「病児保育」などは、いざというときに予約がなかなか取れなかったり、利用条件が厳しかったりして本当に両立していけるのかという大きな不安がありました。しかし今の会社では、そうした外部の機関を躍起になって探さなくても、自宅で子どもを見ながら業務を進めることができます。

私は独身で子どもと二人暮らしをしているため、仕事と子育てを自分一人で確実に「両立」させなければ日々が成り立たないというプレッシャーが常にあります。今の会社は確実にそのバランスを一緒に取ってくれるので、生活のひもじさも、子どもに対する無理な罪悪感もなく生きていけるという、本当に大きな安心感があります

家族ごと包み込んでくれる、チームの温かいコミュニケーション

お子さんの急な発熱などでお休みや早退をする際、周囲からはどのような言葉をかけられますか?

やはり子どもの急病による連絡は突発的にやってくるので、毎回どうしても申し訳ない気持ちでいっぱいになります。気まずい思いを抱えながら、チャットツール等で「すみません、子どもが急病で……」と切り出すと、チームの皆は即座に「早く帰ってください!急いで!」と、こちらの申し訳なさを吹き飛ばすように温かく声をかけてくれるんです

それだけでも救われるのですが、さらにその後も、個別で「お子さん大丈夫ですか?」と数件DMが届いたりして、本当に温かい気持ちに満たされます。そうした思いやりのある関係性が普段から構築されているため、次の出社や復帰時にも気まずさを一切引きずることなく、とてもスムーズに、前向きに気持ちを切り替えて業務に戻ることができています

会社全体が「家族のことも大切にしよう」という空気であることを、どんな瞬間に感じますか?

研修や懇親会などのお知らせをいただく際、最初から前提として「お子さんの参加も可能」と提示していただけることがあります。それを見るたびに、会社全体として「家族がいること」を自然な前提として社員を迎え入れてくれているんだなと感じます

他にも、子育て中の社員同士で顔を合わせた際に「最近、お子さんはどう?」と情報交換をしたりするのはもちろん、独身の方が主催する慰労会でも「お子さんも一緒に来ますよね?」と当然のように子連れを想定して声をかけてくれたりします。実際、その会の中でもメンバーが積極的にうちの子どもと遊んでくれたりするので、どんな場所でも常にその温かい空気を感じることができます。この業界は比較的、独身の方や子どもがいない方の割合が多い環境なのですが、そんな垣根を全く感じさせないカルチャーが根づいています

先輩の背中に学ぶ「小1の壁」の乗り越え方と、これから描く目標

周囲で活躍されている先輩パパ・ママの姿を見て、どのような安心感を持っていますか?

私の子どもは現在7歳で、去年、保育園から小学校に上がるというタイミングを体験しました。いわゆる「小1の壁」と言われるライフステージの変化です。保育園のときよりも、小学校に上がると親自身が子どもの預ける場所や時間を主体的に考え、選んでいかなければなりません。

そのタイミングで、社内で同じように子育てをしながら第一線で活躍しているリーダーの先輩方に「皆さんはどうやって乗り越えましたか?」と直接、リアルな選択肢ややり方を伺うことができました。実体験に基づくアドバイスを聞くことができたので、とても心強く、将来に向けて大きな安心感を持つことができました

これからのご自身の目標と、両立に悩む読者のママたちへのメッセージをお願いします。

これからの目標としては、子どもがどんどん大きくなって少し手が離れてきたときに、次は私が、新しく入ってくる後輩の子育て世代のメンバーに対して、何か困ったときに「こっちは大丈夫だから、そっちを優先してね!任せて!」と力強く言って、背中を押してあげられるような社員になりたいと思っています。

共働きの風潮が当たり前になった今、「どうかこの子が健やかに育ってくれますように」と願う親であれば誰しもが持っている温かい思いを、当社は上司や管理職の方々まで含めて全員が当たり前に抱き、尊重してくれています。

仕事と育児の両立に悩んでいるとき、「どちらかを犠牲にしなければならない」と感じてしまうこともあるかもしれません。ですが、周囲の理解や支えがある環境であれば、仕事も育児も、どちらもあきらめずに続けていくことができます。そんな働き方ができる環境の魅力を、ぜひ多くの方に知っていただきたいです。

編集後記

はたさん

「仕事と育児を一人で確実に両立させなければならない」というプレッシャーを抱えながらも、QAエンジニアとしてプロの誇りを持って輝くO.Sさん。彼女のお話から伝わってきたのは、単に「融通が利く」というレベルを超え、社員の家族まで温かく包み込むヒューマンクレストの圧倒的な「受容のカルチャー」でした。

急な早退時にも「早く帰って!」と支え合うお互い様の精神や、仕事が育児の「力」になるという前向きなメッセージは、両立に悩む多くのママたちにとって、大きな勇気と安心のお守りになるはずです。

関連リンク

株式会社ヒューマンクレスト
https://www.humancrest.co.jp/

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