4コマ漫画

今回の4コマ漫画では、はたママprojectの「はたさん」が、AI時代のシステムエンジニアとしてのキャリアについて悩む様子を描きました。
AIの進歩により、システム開発の現場は大きく変わりつつあります。
これまで人が時間をかけて書いていたコードも、AIが短時間で生成できるようになってきました。
はたさんも、ニュースを見ながら考えます。
「AIがどんどんコードを書く時代か……」
「SEとして、これから何を伸ばせばいいんだろう……」
これは、今まさに多くのエンジニアが感じている不安ではないでしょうか。
特に、子育てなどで働く時間に制約がある方にとっては、技術の変化に追いつけるのか、これからもSEとして必要とされるのか、不安になることもあると思います。
でも、AI時代のSEに求められる力は、単に「コードを書く力」だけではありません。
漫画の中で、AIはSEに必要な仕事として、
「要件整理・設計」
「情報セキュリティ」
「コミュニケーション」
「運用」
を挙げています。
ただし、これらは「AIにはできないから、人間だけがやる仕事」という意味ではありません。
要件整理も、会議の議事録やヒアリング内容をもとに、AIにたたき台を作ってもらうことができます。
設計も、AIに相談しながら案を出してもらうことができます。
情報セキュリティの観点も、AIにチェック項目を整理してもらうことができます。
運用改善も、業務の流れや課題をもとに、AIが改善案を出すことができます。
つまり、AIができることはどんどん増えています。
だからこそ、SEにとって大切なのは、
「AIに何を任せるか」
「業務のどこにAIを組み込むか」
「AIの出力をどう確認し、どう現場で使える形にするか」
を考える力ではないでしょうか。
漫画の3コマ目では、モコさんがはたさんに相談します。
「請求書チェックを楽にしたいんですが、どこでAIを使えばいいか分からなくて……」
AIを使いたいと思っても、現場の人自身が「何をAI化すればよいのか」「どの作業にAIを使えば効果があるのか」を判断するのは簡単ではありません。
そこで必要になるのが、SEの役割です。
まず、現場で困っていることを聞く。
業務の流れを整理する。
AIを使う場所を決める。
AIが出した結果を確認する。
そして、実際の業務で無理なく使える形に整えていく。
これは、単なるプロンプトの工夫だけではありません。
AIの運用を設計する仕事です。
AIにどう伝えるかの前に、
そもそもAIをどう使うのか
を考える必要があります。
誰が使うのか。
どの業務で使うのか。
どこまでAIに任せるのか。
どこから人が確認するのか。
間違いがあったときにどう対応するのか。
業務フローの中で、AIをどう位置づけるのか。
こうした設計があってはじめて、AIは現場で安心して使えるものになります。
4コマ目で、はたさんは気づきます。
「AI時代のSEは、人の困りごとを理解して、AIをどう使うか設計する人なんですね!」
AIができることが増える時代だからこそ、人間のSEの役割はなくなるのではなく、変わっていくのだと思います。
これからのSEは、すべてを自分の手で作る人というより、
人とAIをつなぐ人
になっていくのかもしれません。
現場の人の困りごとを理解し、AIを活用して解決策を形にする。
そのためには、技術の知識だけでなく、相手の話を聞く力、状況を整理する力、業務の流れを設計する力が必要です。
AIが進化すればするほど、
「何を作るか」
「なぜ作るか」
「誰のために使うか」
を考えることが大切になります。
はたさんのように、AI時代のキャリアに悩むことは自然なことです。
でも、その悩みは、これからのSEとして新しい役割を見つけるきっかけにもなります。
AIができることが増える時代だからこそ、
人の困りごとを理解し、AIをどう使うか設計する力が大切です。
技術だけでなく、対話と設計の力が、AI時代のSEキャリアを支えていくのだと思います。
はたママprojectでは、特集「AIでつくる子育てしやすい職場」を通じて、AIを単なる効率化の道具としてだけでなく、働きやすさを支える仕組みとしてどう活用できるかを考えていきます。







