「やりたいこと100」をリスト化し、自分と向き合う時間を作る

「誰もが自己実現できる世界へ」というミッションを掲げ、彩りあふれるエバンジェリスト✳︎集団として「プレゼン」「IT」で誰もが自己実現できる世界を目指す、株式会社MOVED。
こちらでは、多くの社員が「業務委託」を選択して働いています。
今回は、こちらで働く齋藤瞳さんにMOVEDでの仕事内容や大切にしていることを伺いました。
✳︎エバンジェリストとは ITの最新技術やトレンドをユーザーにわかりやすく伝える役割を担う人材

齋藤さんとMOVEDの出合い

MOVED設立前から代表の渋谷さんとは面識がありました。私は福島在住なのですが、たまたま渋谷さんが福島にいらっしゃるタイミングがありました。
その時に「久しぶりだし、最近の近況について雑談でもしませんか?」と、お声掛けいただきまして。お会いしている時に、MOVEDという会社を設立したことを聞きました。そして「もし、興味あったら参加してみない?」と、軽いノリで誘われました(笑)。
全員フルリモートで、雇用形態が「業務委託」というかなり変わった会社でしたし、会社勤めを経験した身からすると、ちょっと面食らう部分もありました(笑)。
本当にリモートで仕事ができるのか? という心配もありましたし。
しばらくしてMOVEDのメンバーは単に作業者としての関わりではなく、一緒に会社や事業を育てていく仲間だということが分かり、数ヶ月経って正式にMOVEDへジョインしました。

MOVEDの事業内容についての記事

齋藤さんのキャリアに関して


 ➖MOVEDでのお仕事を教えてください。
研修事業の事務局として、お客様の問い合わせの対応や申し込みの管理といった事務局業務全体の管理と、あとkintoneというIT ツールを企業様向けに導入支援が中心です。
 
➖MOVEDでの活動とは別に、ご自身で企業支援アドバイザーやウェブサイトの制作もされているのですよね?
はい。それらの仕事は個人事業主としてやっています。
比率的には、MOVEDでの仕事が大きいです。8割ぐらいがMOVEDでの仕事です。
私自身は、地元に何か貢献したいと想いがあります。過去に会社を起業した経験を活かして、人の役に立つ情報やアドバイスで支援をしていきたいと思っていました。現在はMOVEDの仕事をしながらその活動もしています。
MOVEDでは業務委託とはいえ、安定した収入が得られるのは大きい✳︎ので、
個人でやっている仕事と収入とのバランスを見ながら働いています。
MOVEDでお仕事させてもらいつつ、自分がやりたい分野は小さくてもいいので続けていきたいとは考えていたので、今の働き方はちょうど良いですね。ありがたいことに、MOVEDで得たスキルは、おそらく他の仕事でも活かしていけるのでは、と思っています。

✳︎MOVEDでは、入社時に「働き方宣言」を設定。「働き方宣言」とは、働く時間や場所、報酬、MOVEDの中でやりたいことを、最初に自ら宣言するもの。

➖業務委託ですが、給与はどういう形式でいただいているのでしょうか?
私は月額でいただいています。定期的な代表と1on1で、報酬や働き方についても更新しますが、その時必ず「やりたいことは何か?」を再確認します。自分らしい働き方も選択できますし、とてもありがたいですね。

齋藤さんの働く環境。自宅はもちろん、コワーキングスペースを利用しているそうです。

ブランクに関して

➖ブランクは経験されていますか?
はい、経験しています。
元々、20代から30代にかけては、福島の小さなソフトウェア開発の会社で、プログラマーやSE をやっていました。
その後、勤務先のITコンサルティング分野の子会社の代表になりました。
そこでは30代の前半ぐらいまで働いていて、34歳の時に結婚、その後出産を38歳ぐらいの時にしました。その時に代表していた会社も辞めて、2年間は完全に専業主婦をしていました。
 
➖会社の代表を務めていた後、専業主婦に変わった時の気持ちはどうでしたか?
すごくモヤモヤしていましたね
退職に至ったのは、子どもとの時間を大切にしたいと思ったことと、小さい会社なので、社内で喫煙が可能だった…ということなんです。喫煙が室内で可能だなんて、今はもう考えられないですけどね。ただ当時の環境としたら私にとっては良くなく、ストレスもたまって…。子どもができたことだし、一回ちょっとリセットしたいと思い会社を辞めたというのもあります。
けれど、仕事がなくなり収入もなくなって、家で子どもとしか話せないという日々が続くと、どうしてもモヤモヤしてしまって。子どもと一緒だと出かける場所も限られてしまうので、その時期は結構悶々としていました。
 
 ➖悶々としていた時期を経て、MOVEDにジョインされたということですよね。シフトチェンジするきっかけを教えてください。
自分で会社をやっていた経緯もあったので、
「いつか独立して、自分で会社を起こそう。」
と元々思っていました。
収入が少なくなる、フリーランスや起業する…どちらでもいいから、サイト制作とか、IT の分野でやろうと考えていたんですよ。
最初は1人で、1年ほど細々とサイト制作をしていました。
けれど、1人は全部完結してやらなければならないという大変さ、同時に孤独になりがちですよね。そしてスキルも頭打ちになり、できることが自分の範囲内なので成長ができなくなります。
そういった背景があって自分が成長するイメージを持てない中、渋谷さんとお会いする機会があったんです。それが大きな転機でしたね。
仲間がいるっていうことは、とてもありがたいことだなと思っていたタイミングでしたから。
MOVEDでは働き方も、ある程度選べるのが非常にありがたいです。採用されるときに、子どもがいるからとか、福島(地方)ということは受け入れてもらえましたからね。
仲間も得られて、スキルアップもできると考えたら、「これは、やるしかない!」と思いました。
 
➖スキルアップしたのはどういう点ですか?
WEBマーケティングでのスキルを得ることができました。私もサイト制作はしていましたが、マーケティングとなると、また違う分野です。かなり深い知識が必要だと思うんですけど。MOVEDでは、各分野それぞれのプロがいます。そういうプロの皆さんと一緒に仕事をしていく中で、勉強させてもらいました。
 

齋藤さんのお気に入り「SEKIYA COFFEE&GOOD TIMES」のコーヒー

はたママ読者へのメッセージ

➖最後にはたママ読者へメッセージをお願いします。
女性は結婚や出産で働き方とキャリアが激変するタイミングが、人生のどこかでありますよね。そして、迷う方が多いのではないでしょうか。
私はブランクの時、本当に自分のやりたいことは何かを模索し行動する中で、年に1度「自分がやりたいことリスト」を100個書き出すようにしました。
「こういう資格を取りたい」「こういう仕事をやりたい」「これぐらいの収入が欲しい」「ここに行きたい」「旅行に行きたい」「ライブに行きたい」など、仕事やプライベートでやりたい事を書き連ねていったんです。それを後から見返すことで、一番大切にしたいことがクリアになりました。
ママは家事や育児に追われ、自分のことは後回しにしがちですが、自分と向き合う時間を意識して取ることは、とても大事なことだと思います。だから、やりたいことを書いてみるのはオススメです!
 
株式会社MOVED Information
https://www.moved.co.jp/
 
事業内容に関する記事


パパ社員へのインタビュー記事


 

編集後記

育児が中心となると、自分がやりたいこと・叶えたいことが不透明になりがちではないでしょうか。齋藤さんの言葉は、日常を”なんとなく”生きてきた自分にとって起爆剤のようでした。自分のやりたいことを書き出し、自分としっかり向き合おうと思います。