【在宅勤務ママの転職ストーリー】 ソニックガーデンを選んだ理由は!?

ソニックガーデン様前編

結婚や出産を経て、女性のライフスタイルは思ってもみなかった方向に変化します。その変化について伺うべく、社員全員が完全在宅の株式会社ソニックガーデンで業務ハッカーとして働いている荻原さんと池上さんにインタビュー!お二人の転職ストーリーを伺いました。

荻原さんと池上さんのプロフィール

荻原さんプロフィール
名前: 荻原倫子
職業:会社員(プログラマー)
お子さんの年齢:中3(14)、小5(10)、小1(6)
居住地:埼玉県入間郡三芳町
池上さんプロフィール
名前: 池上香苗
職業:会社員(プログラマー)
お子さんの年齢:長男(8歳、小学校3年生)、長女(5歳、年長)
居住地:千葉県柏市

株式会社ソニックガーデンの取り組み

全社員リモートワーク、かつフルフレックスでの働き方をしているため、子育て世代の社員が時間や場所にとらわれずに柔軟に働く環境が整っています。

荻原さんと池上さんのキャリア


現在に至るまでのキャリアを話していただけますか?

荻原さん:前職を新卒で入社しまして、丸19年務めていました。業務は主にシステム開発でした。在籍中に結婚して子どもが生まれたという事があったので、約10年以上時短勤務をしていました。
時短勤務に加え、年齢が上がるにつれて、現場の仕事を任せてもらうことが減ったんです。かといって管理職を目指すほどその仕事に興味を持てないっていうところもありまして…。
そういう点を踏まえて転職活動をするようになり、ソニックガーデンという会社を見つけました。プログラマーとしてキャリアを伸ばしていけるという事だったので、トライアウト*を受けました。その後、2019年にソニックガーデンに入社して今に至ります。

池上さん:私も新卒の会社でシステム開発をやっていて、最後はプロジェクトリーダーを主にやっていました。
その会社を退職した後、大学などの学校の技術補佐員、専門学校の講師をやり、そこでソフトウェア開発に関わる周辺の業務をしていました。荻原さんと同じぐらいのタイミングで、ソニックガーデンとの出合いがあり、トライアウト✳︎を受けて、2019年の4月に入社しました。

*トライアウトは、ソニックガーデンの採用の仕組です。オンラインでテストを受けることができ、プログラミングに関する技術力と、仕事や仲間に対する姿勢や考え方の確認のためにあります。

ちなみにお二人は、対面でお会いしたことってあるんですか?

荻原さん池上さん:数回…(笑)?

荻原さん:合宿で会う機会がありましたし、あとは自由が丘に会社があるので、「一緒にお昼ご飯を食べる」という目的で行くこともありますね。通勤する時は仕事場に行くというより遊びに行く感じかも…!?

育児と仕事の両立について


育児と仕事の両立ついて、伺いたいです。何か工夫などされていますか?

荻原さん:仕事や私用はすべて同じgoogleカレンダーに登録しています。学校や保育園は、参観日や面談といった行事があるので、できるだけ参加はしたいと思っています。前職のときは休みをとって参加していましたが、ソニックガーデンで働くようになってから在宅勤務ということもあり、時間を調整すれば一日休まなくても参加できるようになりました仕事用のカレンダーに私用を登録しておくと、社内の他の人からも見えるので、MTGの時間を調整してもらえます。
学校行事に参加したあとはそのまま終わっても良いですし、もうちょっと夜にやろうかなという時には、夜に働くことも可能です。
前職に比べると有給は、どれだけ取っても良い感じになったにもかかわらず、逆に休みを取ることは少なくなりました(笑)。

池上さん:荻原さんとだいたい同じです。学校に行かなきゃいけない時、あとは子どもが小さいと急に熱出したりとか、病気になったりということは避けては通れませんよね。子どもの症状が重くなければ、在宅勤務であれば、仕事をしつつ子どもの看護をするということはできます。さすがにプログラムは書けないですが。
あとは、私と夫はお互いにフルタイムで働いているので、なるべく学校行事の予定を共有するようにしています。
学校の年度の行事は4月に出ますよね。そこに書かれている予定を全部googleカレンダーに入れちゃうんですよ。
それを見ながら事前に夫と相談し、どちらが行事に参加するかを調整しています。お客さんとのミーティングもあるので、学校行事がある時は、ミーティングを入れないように調整したりしています。

お二人とも今なにか利用している制度とかありますか?ファミサポやベビーシッターなど利用されたことはありますか?

荻原さん:無いです。

池上さん:ファミサポやベビーシッターって、自分が子どもの面倒を見ることができない時に、お願いするものだと思います。基本的には自分で仕事のスケジュールを調整する事で、子どもの行事やお迎えの面倒を見ることができるので、今は必要ないと思い使っていないです。

ブランク期間について

お二人はどれぐらいブランクってありましたか?

荻原さん:産休と育休ぐらいでしたね。

池上さん:私は5年半ほど会社員として働いて、その後の5年は有期雇用の契約で働いていたので、社会的にはブランクかもしれません。

有期雇用というのは、フリーランスみたいな働き方ですか?
池上さん:フリーランスの時もありました。

働き方を色々経験されていると思うんですけれども、今になってどの働き方が一番やっぱり良いなと思いましたか?

荻原さん今ですね(笑)。

池上さん私も今ですね(笑)。



育休や産休などのブランクができた時、世間から断絶されたような気分になりましたか?

荻原さん:うーん。あんまりそういうのは無かったですかね。私の場合は、前職が大きい会社だったことも要因の一つかも。休んだからと言って、戻る場所が無いわけではなかったので、気持ちの余裕はあったとは思うんですよね。もし、自分がやっていたことが変わったら、またその時に勉強すればいいやぐらいとしか思っていなかったということもあります。
ただ、復帰した時に様々なことをびっくりするほど忘れていた…という事はありました(笑)。

池上さん
:私はありましたね、質問でおっしゃっていたように、社会と断絶された感じはやはりあったかもしれません。
子どもが2人いますが、1人目の時は産休と育休をどちらも取得し、2人目の時は、ちょうど契約の関係でフリーになったタイミングでした。
1人目の時は、戻った時にポジションがあるのはわかっていたけれど、果たして前のように働けるかどうかと復帰した後の不安がかなり強かったですね。
当時は残業しなきゃ終わらない仕事をしていたから、残業なしでやり切れるように頑張ろう!と、結構気を張っていたところはあります。

ソニックガーデンとの出合い


お二人は、どうやってソニックガーデンを知ったのでしょうか?

荻原さん私はたまたま社長のブログを見つけたんです。
多分、業務ハックのお客さんに関しての記事だったと思います。で、そこにソニックガーデンのリンクが張ってあって、多分そこから社長のブログに辿り着いた…という記憶はありますね。
それで、すごく良い会社!と思って、ホームページを読んでいました。読み進めていくと、「一緒に働きたい方へ」というのを見つけたので、それで応募することに決めました。

池上さん:社長が出した、「納品」をなくせばうまくいくという本がありますが、その本を知人から紹介してもらったのがきっかけです。
私は、 システム開発の現場にいたので「この本はすごい事を言っているな!」とびっくりしまして。
当時、香川でPythonという言語の勉強会にずっと顔を出していたんですね。そこでの仲間が
「香川でソニックガーデンの人たちがハッカソン✳︎をしているみたい。その後の交流会(飲み会)に参加しない?」
と提案してくれました。
社長の本を知っていましたし「これは、行かないと!」と思って行きました。
その時、たまたま座った席が社長の目の前!
そして、社長の目の前で、「私こういう事をやっていて、こういうふうに悩んでいて、リモートワークできるといいなと思っているんです」という話をずっとしていたら、「うんうん」と全部聞いてくれたんですよ。そして、「うちの会社に応募してみる?」って言ってくださったんです。

✳︎ハッカソンとは 合宿のように集まり、何か開発するというゴールを作り、一つのサービスを作ってみるということを合宿形式でやること。マラソンとハックを組み合わせた造語

入社してからコロナ禍を経て


お二人は入社した時が2019年なので、ちょうどコロナ渦の前ですよね?2021年になってから大きな変化はありましたか?


荻原さんコロナが原因というのは、全くないです。
コロナの影響がひどくなってきた時に、学校が急に休みになったので「あぁ、お昼ご飯を作るのかぁ」って、思ったぐらい(笑)。

池上さん:そうですね。「家がうるさいな。仕事をしているんだけどな」ぐらいの(笑)。
「お昼ご飯毎日どうしよう」「早く学校行ってくれないかな」そんなふうに思うぐらいで、さほど影響は無かったですかね。

荻原さん:今はクラウドの技術があることはもちろん、ソニックガーデン社内でわからないことがあったらすぐに相談できる環境もあります。私たちが入社した時にはすでにリモートでも問題なく働ける環境があったんですよね。
パソコンを会社から支給されますし、あとはネットワークに繋ぐだけ、という感じでした。
「環境さえしっかり整っていれば、お仕事ができる」
という状態だったんですよね。
前職の時は、お客さんの会社に常駐していて、ネットワークを遮断されていたので、そこに行かないとお仕事できないという状況だったんですけれど。
「ネットワークが繋がれば、仕事していいよ」という状態を作ってくれている。とてもありがたいなぁと本当に思います

池上さん:荻原さんがおっしゃったように、もうすでに環境が全部整っていたということですね
私は自分の会社に出勤していたのですが、常駐と在宅はそんなに違いはないようにと思っています。
昔働いていた会社でも、きちんと許可を取ればパソコンを持って帰宅することもできましたし、会社のネットワークに入るための操作がなくなったくらいかもしれません。

池上さんの働く環境やお気に入りグッズ。高知の仁淀川のヒノキオイルがお気に入りだそう

従業員のことを凄く大事にされているなぁというのが、とても伝わってきました。

荻原さん:うん、そうですね。とても大事にしてくれています。社長は本当に表情が読めないのですが(笑)。

池上さん:そうそう。無表情というか(笑)。

荻原さん池上さんすごく優しいんですよ、本当は(笑)。

▶︎ 後編は「業務ハック」というお仕事に関して聞いています!