「働かなきゃ」から「働きたい」へ両立を楽しもう!と前向きになれた理由 ~株式会社セキュア 中西 舞さん

セキュリティ×AIで、最先端のセキュリティシステムを提供する株式会社セキュア。時差勤務やリモートワークなどの制度を設け、柔軟に運用することで、育児中でも働きやすい環境を整えています。同社で働きながら3歳のお子さんを育てる、中西さんにインタビューしました。

心に余裕をもって子どもに向き合える、柔軟な勤務制度

中西 舞さん プロフィール

職業:事務職
お子さんの年齢:3歳 
居住地:東京都
勤務形態:正社員 週5日 9時~16時の時短勤務
     リモート 3~4回/週 出勤1~2回/週

ー入社のきっかけと担当業務を教えてください。

前職は不規則な勤務体系でしたので、将来の仕事と子育ての両立を考えた時に不安を覚え、転職をしようと思いました。転職にあたっては、出産後も仕事を続けやすいよう事務職を希望しました。
営業のサポート、出荷発注、請求書対応などを担当しています。

ー産休育休取得されて復職されたそうですが、復帰にあたって苦労されたことは何かありましたか?

出産後すぐにコロナ禍となり、それに伴ってリモートワークが定着するなど、産休取得前と復帰後では働き方が大きく変わったことです。
リモート会議は相手の反応が分かりにくく、また、こちらが話すタイミングが上手くつかめず慣れるまでは、かなりぎこちなかったと思います。

皆さん、コロナ禍になって少しずつリモートに慣れていったかと思いますが、私が復帰したのは、そうしたコロナ禍での働き方が定着した後でした。皆さんがすっかり慣れているところに入って行くことに戸惑いがありました。

ーリモートワークに戸惑いがあった一方で、働き方が変わって助かった面もあったのではないでしょうか。

はい、とても働きやすいなと思っています。通勤は、働くママにとって、やっぱり負担もありますよね。リモートワークなら、通勤時間がない分、子どものペースに合わせる余裕を持つことができますし、保育園に預けたらすぐに仕事が開始できるのが助かります。

子どもの帰宅後は、なるべく子どもと向き合って過ごしたいので、業務終了してすぐに夕飯作りをスタートし、お迎えまでになるべく家事を終わらせるようにしています。それができるのもリモートワークだからです。

ー今の働き方で何か課題はありますか?

特にありませんが、平日、休日ともにワンオペ育児のため自分の時間の確保が難しいです。 休日なのにヘトヘトな日もあり、「ママリフレッシュDAY」などがあると嬉しいですね。もちろん有給休暇はありますが、単なる有給休暇ではなく、ネーミングから「今日は自分のために1日を使おう」と思えるような休暇制度があればいいなと思います。

ー子育てをする上で、会社の制度で良かったと思った制度は何でしょうか?

3歳以降も時短勤務を続けられることと、時差出勤ができることです。子どもは朝が苦手でなかなか起きられない日もあります。また、少し遊んでから家を出たいなど、自分の気持ちをしっかり主張できるようになったこともあり、朝は苦戦することが多いです。
子どもって強く言ったら聞くわけでもなく、こちらが子どもの心に寄り添ってあげると、スムーズにことが運ぶことが多いですよね。

時差出勤の制度のおかげで、「この電車に乗らないと」といった焦りもなくなり、気持ちに余裕を持って、息子の面倒をみることができます。 また、急遽の時間変更についても、柔軟に対応して頂き、大変助かっています。
例えば、9時の出社が、急遽10時になってしまう場合も、上長へ連絡をする形で変更が可能です。 そのような場合も、同じ部署の方が、急な変更へのフォローをしてくれるので、とても感謝しています。

ー子育ては続きますが、今後のご自身のキャリアをどのように考えていらっしゃいますか。

今は子育てに比重を置かせてもらっており、まだ明確なキャリアプランを描けているわけではありませんが、復帰後、働くことをポジティブに捉えられるようになりました。

大学を卒業して就職して、働くのが当たり前という環境でした。それが産休育休を取得することで、社会と離れる時間ができたんですね。そこで初めて、子育てに専念するという選択肢もあることに気づきました。ですが、自分の中から湧いてきたのが、「また働きたい」という思いでした。
今までは「働かないといけない」と思っていたのが、自分が選択して「働きたくて働いているんだ」いう気持ちが強くなりました。

子どもが保育園に頑張って行ってくれているおかげで働くことができているので、子どもへ感謝の気持ちを持ちつつ、せっかく働くのならば「楽しもう!」という気持ちでいます。

ー産休育休を経て、働くことに前向きになれたのですね。

実は、いざ働き始めたら、「意外と大変」いうところに気持ちがフォーカスしてしまった時期もありました。ですが、自分で「楽しもう」というところに意識を持っていくようにすれば、楽しく両立できるようになりました。例えば、土日に子どもと遊ぶ時は汚れてもいい服装で出かけますが、会社に行くときはちょっとおしゃれしたりヒールのある靴を履いたり、そんな些細なことでも前向きになれます。

私は当社に入ってから、結婚、出産、子育てというライフステージの変化を迎え、その都度働き方を変えさせてもらいました。いま私と同じ部署に、女性が9名います。後輩の女性社員たちにも、結婚しても出産しても楽しく働けるんだと思ってもらえたらうれしいですね。

人事部にお聞きしました!株式会社セキュアはこんな会社

ー御社の事業内容を教えてください。

物理的セキュリティに関するセキュリティソリューション事業を展開しております。
主なカテゴリーとしては、
『SECURE AC(入退室管理システム)』
『SECURE VS(監視カメラシステム)』
『SECURE Analytics(画像解析サービス)』の3つとなります。

ー働きやすい環境への取り組み、それに対する社内での反応、また、現在感じている課題がありましたら教えてください。

制度としては、短時間勤務、時差出勤など、ひと通りそろえています。短時間勤務は、就学前まで利用可能です。小学校低学年まで延長して欲しいという声もあり、検討中です。時差出勤は、お子さんの年齢による制限はありませんし、介護中でも利用できます。

また、リモートワークも特段の制限なく活用することができますので、突発的な対応が必要な場合など、柔軟に対応可能です。
ワーキングママが7名在籍、またワーキングパパ(育休は取得していないものの、配偶者の仕事の関係で勤務時間を調整することもあり)も1名おり、社内の理解は相当進んでいます。

人事部門としては、営業部門での短時間勤務がさらに定着できるとよいと考えています。営業職の女性社員も増えてきたのですが、お客様の都合で動かなくてはならないこともあり、事務部門と比べて時間の調整が難しいのは確かです。職種問わず、仕事と子育ての両立ができるようしていけたらと考えています。

そのためにはどんな制度があればいいのか関係者にヒアリングしたり、社外の関係者にも理解を進めたりということが、今後の課題と認識しています。

ー子育て中の社員にとって会社がどういう場になればよいと考えていらっしゃいますか。

子育て中の社員も含め、すべての社員が、多様な働き方を選択することができるような会社にしたいと思っています。出産に伴う、一時的な休職後も、当たり前のように戻りたくなる、そういう会社になれると、非常に強い組織になると考えます。

編集後記

ライター・Y田

「働くのが楽しい!」という中西さんの気持ちが伝わるインタビューでした。2002年創業した同社は、技術系の会社ということもあり、設立当初は女性が少なかったそう。女性社員が増えていくにしたがって、「こんな制度があったら、育児と仕事の両立がしやすい」との声を反映するかたちで、制度を整えてきました。そうした積み重ねがあって、「また働きたい」と思える職場となっているんだなと感じました。

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