4コマ漫画

今回の4コマ漫画では、はたママprojectの「はたさん」が、後輩エンジニアのシロさんに仕事をお願いしたあと、なかなか返事がなくて不安になる場面を描きました。
テレワークでは、同じオフィスにいるときのように、相手の様子が見えません。
机に向かって一生懸命調べているのか。
作業が順調に進んでいるのか。
それとも、どこかで困って手が止まっているのか。
依頼した側からすると、返事がない時間が続くほど、状況が分からず不安になってしまいます。
今回のシロさんも、決してサボっていたわけではありません。
むしろ、一生懸命に原因を調べていました。
「もう少し調べてから返事しよう」
「ちゃんと分かってから報告しよう」
そう考えて、ひとりで悩みながら作業を続けていました。
これは、真面目な人ほど起こりやすいことかもしれません。
中途半端な状態で報告するのは申し訳ない。
まだ答えが出ていないのに連絡しても意味がない。
自分で解決してから報告したい。
そんな気持ちから、ついレスポンスが遅くなってしまうことがあります。
でも、テレワークでは「完璧な答え」だけが報告ではありません。
「今、調べています」
「ここまでは分かりました」
「ここで詰まっています」
「あと15分調べて、難しければ相談します」
こうした途中経過の共有も、とても大切なコミュニケーションです。
レスポンスがあるだけで、依頼した側は安心できます。
「ちゃんと着手してくれているんだな」
「どこで困っているのか分かった」
「必要ならフォローできそう」
そう感じることができます。
一方で、何も返事がないままだと、相手は状況を想像するしかありません。
まだ見ていないのかな。
忘れているのかな。
困っているのかな。
声をかけたほうがいいのかな。
このように、見えない不安が少しずつ大きくなってしまいます。
テレワークでは、働いている姿が見えにくいからこそ、レスポンスそのものが安心材料になります。
もちろん、常に即レスしなければならないということではありません。
深く考える時間や、集中して作業する時間も必要です。
ただ、相手が待っている仕事であれば、途中で一言共有するだけでも、チーム全体の安心感は大きく変わります。
大切なのは、完璧な答えをすぐに出すことではなく、今の状況を相手に分かる形で伝えることです。
特に、システムエンジニアの仕事では、調査や検証に時間がかかることがあります。
原因がすぐに分からないこともあります。
調べてみたけれど、思ったより複雑だったということもあります。
そんなときこそ、ひとりで抱え込まずに、
「ここまで確認しました」
「このエラーで止まっています」
「次にこの方法を試します」
と共有することで、周りの人もサポートしやすくなります。
はたさんも、シロさんから途中経過が届いたことで安心しました。
「状況が分かると安心です」
「必要なら一緒に見ましょう」
この一言からも分かるように、レスポンスは相手を安心させるだけでなく、チームで仕事を進めるきっかけにもなります。
テレワークでは、ひとりで仕事をしているように見えても、実際にはチームで仕事をしています。
だからこそ、困ったときに黙り込まないこと。
完璧な答えでなくても、途中経過を共有すること。
相手に状況が伝わるように、一言レスを返すこと。
それも、テレワークで働くうえで大切なチームワークです。
今回の漫画は、シロさんのように真面目に頑張る人を責める話ではありません。
むしろ、真面目に頑張っているからこそ、ひとりで抱え込みすぎず、周りに状況を共有してほしい。
そして、依頼する側も、責めるのではなく、相談しやすい空気をつくることが大切です。
テレワークでは、仕事の様子が見えにくいからこそ、小さなレスポンスが安心につながります。
完璧な答えでなくても、途中経過を共有すること。
それが、離れて働くチームを支える大切なコミュニケーションなのだと思います。
はたママprojectでは、これからも、はたさん・モコさん・ブンちゃん、そしてシロさんたちを通じて、子育てする人の「働く」と、テレワークでのより良いコミュニケーションについて考えていきます。










