「続けられる働き方」を一緒に考えてくれた。子育て期でもキャリアを諦めずにいられた理由~株式会社鈴木ハーブ研究所 小松﨑 未夏さん~

自然の力と科学の知見を掛け合わせ、肌本来の美しさを引き出すスキンケアを届けてきた株式会社鈴木ハーブ研究所。
創業のきっかけは、創業者夫婦が「わが子の肌を守りたい」と願った一つの想いでした。そこから生まれた商品は、20年以上にわたり多くの人の肌悩みに寄り添い続けています。

同社が大切にしているのは、商品づくりだけではありません。
「自然を尊ぶ 社会を尊ぶ 仕事を尊ぶ」という企業理念のもと、お客様はもちろん、社員や取引先、地域、自然環境まで含めた関わるすべての人が幸せであり続けることを目指しています。

そんな鈴木ハーブ研究所では、社員一人ひとりのライフステージにも丁寧に向き合い、状況に応じて働き方のルールを柔軟に見直してきました。
今回お話を伺ったのは、育児と仕事を両立しながらキャリアを継続しているWEBマーケティング担当の小松﨑未夏さん。
「この会社だから、仕事を諦めずにいられた」——その言葉の背景には、制度以上に“人を信じる文化”がありました。

小松﨑 未夏さんのプロフィール

職業(担当業務):WEBマーケティング
お子さんの年齢:4歳・1歳
居住地:茨城県
勤務形態:ハイブリッド勤務

現在の業務内容と働き方について

現在担当している業務内容と人数、仕事のやりがいを感じる瞬間を教えてください

現在は、自社WEBサイトへの新規集客における広告運用管理と、新規企画の立案を担当しています。
新しいオファーやノベルティの企画なども行っています。

広告運用は数字を見ることが多い仕事なので、数値が改善されたときにはやりがいを感じます。
チームは私を含めて、パートさんも含めると6人ほどで動いています。

週単位で出社とリモートを使い分けることで、仕事への意識や成果はどう変わりましたか?

以前から仕事には真剣に向き合ってきたつもりでしたが、働き方を自分の状況に合わせてもらえたことで、「より成果を出したい」という気持ちが強くなりました。
出社とリモートの役割を週単位で整理できたことで、業務に集中しやすくなり、仕事に対する主体性も高まったと感じています。

私の業務は、細かい数値や予算の話など、ニュアンスのすり合わせが重要な場面も多いので、
週の前半に出社して直接確認できる時間を確保することで、その後の施策がかなり進めやすくなりました。

直営店舗内で、普段はフルリモートで働くチームメンバーと一緒に

リモート活用の経緯と変化について

出社で方向性を固め、リモートで形にする働き方の工夫とは?

週の前半は出社し、上司と直接コミュニケーションを取りながら方向性を確認、後半はリモートで作業に集中する、というリズムを意識しています。
そのため、チャットだけでなく、対面で話せる時間があることで、後半の施策実行がスムーズになっています。
主要な取引先との来社対応や出張も時にあるため、できるだけスムーズに行くよう週単位でスケジュールをひくことも多いです。

月曜・火曜で「今週どう動くか」をしっかり確認できると、リモート勤務の間も迷いなく手を動かすことができ、スピード感を持って業務を進められます
出社とリモート、それぞれの良さを活かせている実感があります。

リモート日数を増やす相談をした際、会社からはどのような反応がありましたか?

正直、相談するまでかなり悩みました。
働き方も、仕事をどう続けるかも含めて、いくつかパターンを考えていたんです。

その中で「できれば続けたい」という気持ちが一番強かったので、
まず直属の上司に相談しました。チームとして業務が回るように、「週3日リモート」という具体案も考えていました。

最終的に社長ご夫妻に相談したところ、二つ返事でOKをいただきました。
ご自身も、子育てをしながら働いてきた経験があるので、「家庭を優先していい。でも、仕事も、好きなことも続けてほしい」と言っていただけたのが、とても印象に残っています。

働き方を自分に合わせてもらったことで、仕事への向き合い方はどう変わりましたか?

働き方を一緒に考え、それを社内にも共有してくれたことで、「成果で恩返ししたいな」「ちゃんと応えたいな」と思うようになりました。

だからこそ、今までずっとやってみたかった新規企画を提案しました。
商品をお届けする際に、少しでもワクワクしてもらえるような外箱の企画です。

「やってみな」と言ってもらえたことで、去年より今年、今年より来年と、成果を伸ばしていきたいという気持ちが、より強くなりました。

周囲の支えと「お互い様」の風土について

チーム内にはどのような支え合いの雰囲気がありますか?

上司が年齢の近い子どもを育てており、またチーム外にも年齢の近い子どもを育てているメンバーが多く、子どもの体調不良などがあったときも、とても理解があります。
子どもの体調不良で休む必要があるときも、「大丈夫だよ」と声をかけてもらえることが多く、精神的にもとても助けられています。

私自身も、誰かが抜けるときには「何かあったらやるよ」と声をかけるようにしています。
子どもがいる・いないに関係なく、お互いの状況を尊重し合える関係性があるからこそ、安心して働けていると感じます。

リモート環境でも、孤独を感じずに働けている理由は何でしょうか?

フルリモートで働いているメンバーもいるため、普段からチャットツールを活用し、気軽に連絡が取れる環境が整っています。
業務連絡だけでなく、ちょっとした相談もしやすく、返信はなるべく早く返すことを意識しています。

また、オンラインでのミーティングも定期的に行われており、顔を合わせる機会が多いことも、距離を感じにくい理由のひとつです。
リモートでも「一人で抱え込まなくていい」と思える環境があるのは、とても心強いですね。

復職率100%の理由と読者へのメッセージ

キャリアを諦めそうになった経験と、今振り返って思うこと

正直に言うと、キャリアを諦めようかと悩んだこともありました。
子どもの緊急搬送が続いた時期や、通勤時間が負担になっていた時期は、「このまま続けられるのかな」と不安になることも多かったです。
夫も朝が早く帰りが遅いので、頼れない状況が続いていて、どうするべきか本当に悩みました。

ですが、実際に相談してみると、想像していたよりも受け入れてもらえました。
一人で抱え込まず、周囲に頼ることで、道が開けることもあるのだと実感しています。

仕事と育児の両立に悩む読者へのメッセージをお願いします

子育ても仕事も、両立しようとすると不安ばかりに目がいってしまいがちですが、実際に周囲に相談してみると、私のように「意外と大丈夫だった」と思えることもあると思います。

完璧にどちらもやるのは難しいですが、「続けられる形」を探すことはできると思っています。

子育ても、自分の人生も、どちらも諦めない。
迷っている方がいたら、ぜひ一歩踏み出してみてほしいです。

編集後記

はたさん

「制度があるから続けられた」のではなく、「人として向き合ってもらえたから、頑張ろうと思えた」──
小松崎さんのお話から、そんな感覚が何度も伝わってきました。

働き方を相談することは、決して簡単なことではありません。
迷いや不安を抱えながらも声を上げた先で、個人の状況に耳を傾け、柔軟に形を変えてくれる環境があったこと。
その信頼が、「期待に応えたい」「成果で返したい」という前向きなエネルギーへとつながっているのが印象的でした。

子育ても仕事も、どちらかを諦めるのではなく、続けられる形を一緒に探していく。
そんな積み重ねが、復職率100%という数字の背景にあるのだと感じさせられるインタビューでした。

関連リンク
鈴木ハーブ研究所
https://s-herb.com/?srsltid=AfmBOopUT170AppK7DdGA0dq2w2XuapwsAauDLwKeXP9eF01acQI2v_N

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