人生一度きり! ママは周りを頼って、自分のやりたいことをやりましょう!!

1974年の設立以来、サッシをはじめとする住宅設備機器の販売において、リーディングカンパニーの座を築いている八尾トーヨー住器株式会社。
今回は、こちらで働いているママ社員のおふたりと座談会形式でインタビュー!八尾トーヨー住器株式会社さんの魅力を語ってもらいました。
 

お二人のキャリアについて

➖お二人のキャリアについて教えてください。
奥野さん:私、シングルマザーなんです!大学卒業してすぐ結婚して、出産。その間ずっと専業主婦をしていたので、社会人デビューが遅くて…。
前の旦那さんの元から飛び出して(笑)、働きだしたのが27歳くらいでした。
不動産会社の営業事務からスタートし、次は別の不動産会社で営業事務として入社しましたが、すぐに「広報をしないか?」という話をいただきました。そこから6年ほど広報とIRとPR を担当していました。広報の仕事をするにつれ、もっと広報をしっかり勉強したいという気持ちが募ってきたんです。
そんな風に考えていた時に、八尾トーヨーで広報を探しているということを知りました。
驚いたことに、一次と二次の面接で直接金子社長と話すことができたんです。現在の私の状況や自分がチャレンジしたい仕事について、社長は真剣に聞いてくださいました。
「ここで頑張りたい。チャレンジもできるし、自分の力をもっとつけたい!」
と強く思いました! そして、去年の6月からこちらでお世話になっています。
南さん:私は短大を卒業してから、自動車整備工場の事務員として4年間働きました。その後結婚すると同時に、退職。八尾トーヨーの事務員が募集を見て、採用していただき、今に至ります。
今は二人目の育休中です。一人目の時も育休を一年いただきました。
 
➖南さんに質問です。入社当時は、在宅勤務が整っていたわけではなかったのでしょうか?
南さん:入社当初は、在宅勤務制度も整っていませんでしたし、育休を取得したのも私が初めてだったと思います。
私がちょうど妊娠して、その辺りから
「復帰する時に在宅でできたらいいね。」
という話を金子社長からご提案いただき、そこから色々準備してくださって、在宅勤務で就業するようになりました。
 

八尾トーヨー住器株式会社の魅力〜SDGsの取り組み〜

 
➖社員が一丸となってSDGsの取り組みをしていますよね。どんな風に思いましたか?
奥野さん:私は、外部で勉強させてもらうことが多く、そこで働き方改革やSDGsの取り組みなどをされている企業が多いという印象を受けました。
ただ、不動産や建築業界は本当にそういう取り組みを試みる会社はなく…。
そういう中で、弊社の社長と話した時に、
「未来のことを考えて、人材確保のために、何をしなくてはいけないのか。」
「会社が社会に認められるためにはどういう存在であるべきか。」
という考えを聞き、
SDGsの取り組みは、社長を体現していると思いましたね。

 
 

奥野さんのSDGsへの取り組み
「水を無駄遣いしない」「電気を節約する」など、SDGsよりはまだ節約で家計を減らしたいみたいな気持ちの方が強いかもしれません。
ただ、子どもたちの学ぶ機会をなるべく作ろうとは思っていて、選択肢をたくさん与えるようにしています
テレビのニュースを一緒に見て「これってどう思う?」と問いかけることも。
一番上は中学生で真ん中は小学生ですが、中学生と小学生はそれぞれどのように考えるのか意見を聞きますね。

南さんのSDGsへの取り組み
私、正直に言うと「SDGsって、何?」っていうところからだったんですよ(笑)。
周りの方の取り組みなど聞いているうちに、自分でもチャレンジしようと思うようになりました。
私は、「食品ロス」が課題だと思っています。
以前は外食に行くと、旦那さんが食べ切れないくらい注文をしていました。そこを改善すべく、「自分が食べられる量を頼んで」と提案し、「食べ終わって、まだ食べられるようやったら、また追加で頼んでね」と言うように心がけていますね。

 
八尾トーヨー住器株式会社では、企業やそこで働く社員一人ひとりがSDGsを意識すべきと考え、「こころプロジェクト」と題した社会貢献への取り組みをしています。
 

▶︎こころプロジェクト
https://yaotfc.com/leading/

 
こころプロジェクトに関するはたママの記事はこちら↓

盛り上がった座談会!

働きやすさについて

➖御社は働くママにとって働きやすいでしょうか?
奥野さん「働きやすい!」
シングルなので、三人の子育てをしつつ、仕事をしています。これまでは子どもに合わせて休みを調節するのがとても大変でした。行事や学期ごとの懇談も中学校や小学校、保育園は日にちが違うので…。
ほんの15分ぐらいのために、半休取らないといけない、有給取らないといけないというのが、今までずっと普通でした。
前職では、入社1年ぐらいは必死で休まず、残業もたくさんして必死で実績をつくり、役職を頂きました。その状態になってある程度、「1時間ちょっと行ってきます」と抜けるなどしていました。
今は在宅しながら、15分だけ抜けて参加することが可能ですから。
二番目の子どもは、自閉症があり不登校なので家で過ごしています。病院や訓練に一緒に行きながら、仕事もしている…という状態なんですね。
穴を開けずに仕事するというのは多分、中々普通の会社だったらできなかっただろうというのは、すごく実感しています。
現実問題として、働かないと給料は減りますし、減ると生活に直結しますよね。
以前は、働かないといけない、でも子どものことも見ないといけない、という状態だったから、充分な時間が取れなかった。子どもの発達診断を受ける時間を作ることがなかなかできないまま、小学校に行けなくなり…という八方塞がりの状態でした。
けれど、八尾トーヨーでは、在宅勤務可能なので、時間を確保して発達診断も受けることができました。
娘との時間を確保しながら、仕事もちゃんとできるというのは、とても安心できます!
 
南さん:私も子どものことで中抜けをさせてもらっています。
「1時間抜けます」とお伝えしたら、「もうゆっくり行ってきてね」と声をかけてくれて。本当に、働きやすい環境になっているなと実感しました。
ただ、入社当初は有給とか、取りにくい感じでした…!
 
奥野さん:数年前までは、うちも有給取得率もすごく悪かったんですよー。誰も取れないみたいな…。
 
南さん:それがだんだん改善されてきて、今では取りやすい環境になりました。本当に助かっています!
 

ブランクの時に感じていたこと

 ➖ブランクの時、どんな気持ちでしたか?
奥野さん:私は働きたくて。元旦那さんは、「子どもが小さいうちは、家にいろ!」っていう…。いつ生まれたの?というぐらいの昭和の人間で!
周りの友達は自分の未来を考えて就活し、苦しみながらも突き進んでいる姿が私は羨ましくて…。
社会に出て、誰かに認められるって良いなあというのは、専業主婦時代からずっと思っていました。
離婚後の最初の行動は、ハローワークに向かったこと。もう社会のことがわからなすぎたんです。
「1人で子ども達を育てないといけないから、ある程度収入が必要」
「どうやって就職活動したらいいんですか」
という質問をしながら必死で就活をしましたよ。
 
➖思い切って、社会に出て良かったですか?
奥野さん:良かったです。会社という社会に所属して初めて、自分として認識してもらえるなと思いました。
親といると娘、子どもといるとお母さん、ですよね。
会社は、自分としての評価をもらえるし、自分でいられる場所だと思います。
南さん:1人目を産んで復帰するとき、やっていけるか不安でした。
けれど、周りの皆さんや保育園に先生にお世話してもらって…。
子どもが体調不良で休んでしまっても、他の方がみんなでカバーしてもらえることが、わかってからは、
「そんなにブランクを怖がる必要はなかったのかも。」
という気持ちで働けるようになりました。

育児と仕事の両立について

➖育児と仕事の両立はどうやっていますか?
奥野さん家事は、全力でサボる(笑)。
育児と仕事は手を抜けないとなると、家事を全力で手を抜けば良いと思います!
もう時間は、お金で買いましょうと提案したい!
惣菜や冷凍食品を利用するのもいいですし、それすらしんどいのなら、ピザを宅配して…。洗濯だって、コインランドリーを利用しても良いと思います。
自分で全部やりたい気持ちもあるので、自己嫌悪になることも多いんですけどね。
ただ、仕事と育児はどちらかを優先しないといけない時がありますよね。子どもが大変で、仕事も大変という時は、迷わず子どもを取ります!
やっぱり仕事は代わりがいますから。子どもには、私しかいない。
その辺の優先順位、自分の中の良い意味で諦めてもいいものを持っていると、諦めた時そんなに辛くなく、乗り越えられているなと実感しています。
中学生の子どものシャツなど一週間分まとめて購入し、「平日は洗濯をしない」ということを決めました。とても楽なので、オススメします(笑)。
南さん:私、本当は結構完璧主義です。復職しても完璧にやろうと決意していましたが、やっぱり無理で…。
「本当に家事も出来る時にやろう」「家事やらんくっても死ぬわけじゃない」と思うことで気持ちが楽になりました(笑)。
 

お二人の働く環境。素敵な場所で働かれています。

はたママ読者へのメッセージ

 ➖はたママ読者へのメッセージをお願いします。
奥野さん「別に一人で頑張らんでいいやん。」
と、上司や周りの人に言われ、救われました。
家に一人きりで育児をしていると、気づくと笑顔はなく、死んだように抱っこ…なんてことがありますよね。
その点、保育園や預かり施設は、楽しい音楽を鳴らし、子どもに寄り添って過ごしてくれるので、とても健康的。だから、一人で思いつめずに、思い切って周りを頼るのはどうでしょうか?
人生は一度きり。だからこそ、自分のやりたいことやった方がいいと思います!
 
南さん:子どもと離れることにはなりますが、社会に出て働くことで、また学ぶチャンスが巡ってくると思っています。自分の学びを子どもに伝えることもできると思いますし。
勇気が必要ですが、一歩踏み出し、自分のやりたい事を叶えていって欲しいと思います。
 

八尾トーヨー住器株式会社 Information

編集後記
お話を伺いながら、安心して子育てをしながら働ける環境を整えている 八尾トーヨーの素晴らしさを直に聞くことができました。そこには、「会社が社員にとって居心地の良い場所」にするための努力があるからでしょう。
私も自分なりのSDGsは何か、考えようと思います!

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