【地方移住×テレワーク】 地方移住して、好きな仕事を好きな環境で続けています


株式会社ヌーラボは、福岡を中心とし、国内にとどまらず世界にも拠点を置く、チームのプロジェクトを管理できるサービスなどを開発している企業です。
今回は、こちらに惚れ込み、家族で東京から福岡に地方移住し、「自分らしく」働く伊東さんにお話を伺いました。ヌーラボ愛が詰まったインタビューとなりました!

伊東さんのこれまでのキャリア

現在に至るまでのキャリアを教えていただけますでしょうか?

前職ではWeb アプリケーションを開発するエンジニアとして、受託開発を主な業務とする会社に7年程勤めていました。
私は子どもが2人いますが、どちらとも前職に勤めているうちに出産し、産休育休を取らせて頂きました。
ヌーラボに転職したのは、二人目の育休中に地方移住しようと決めたことがきっかけです。

復帰後はどのように稼働されていたのですか?

復帰後は保育園のお迎えの都合があったので、時短勤務していました。前職はエンジニアの稼働時間が売上に直結する業務がほとんどだったので、会社的にも時短は少し扱いづらい勤務体系だった思います。そういった背景から、
「開発をマネージメントする側を手伝いませんか」
という打診がされました。
そうなると、今までやってきたプログラミングとかの技術は一回手放すことになったんですね。
復職時のキャリアチェンジや部署の異動って「産休・育休あるある」だと思いますし、そういった選択が提示される理屈も理解はしています。結局、復職してから再び産休に入るまでに2回部署を異動しました。
今でこそ、こういった紆余曲折で経験したこともすべて自身の糧となっていると思えますが、当時は疎外感やキャリアへの不安感でしょっちゅうモヤモヤしていましたね。

東京から福岡へ。移住を選んだきっかけは!?

福岡に移住されてどのくらい経ちましたか?

以前は、東京に住んでました。移住してから現在、丸4年経ちました。

移住をされたきっかけを教えてください

我が家では夫も同業種(Web エンジニア)ということもあり、 IT系の企業が元気そうな福岡がいいんじゃないかということになり、福岡移住先の候補となりました。

ご主人とともに、在宅で働かれているので、移住後の方が育児と仕事のバランスは取りやすいですか?
とてもやりやすいですね!
東京にいたときは、夫も私も通勤に片道1時間以上かかっていたので、その時間がなくなったのはかなり大きいです。
さらに、福岡に来てから夫はフリーランスとして働いているので、より時間の融通が利くようになりましたね。
在宅で仕事をしていると、お互いに仕事が忙しいタイミングとかもなんとなくわかってくるので、そういうときにお互いにカバーできるのはありがたいなと思いますね。​​夫は元から家事や育児をよくする人でしたが、最近は以前にも増して家のことにたくさん時間をとってくれています。

ヌーラボで働こうと思った理由は

ヌーラボさんで働こうと思ったのはどうしてでしょうか?

南の方に移住したいなあと思っていたので、九州の IT企業を探してたんですよ。
ちょうどヌーラボが、「サポートエンジニア」という求人を出していたんです。
サポートエンジニアはサービスを利用するユーザーに技術的なサポートや不具合調査などをおこないます。
この仕事なら技術的な知識も含めて、自身の得意や経験が生かせる気がする、と思って興味をもったのですが、私、知れば知るほど、福岡やヌーラボのことを好きになってしまったんです!(笑)
応募するにあたって福岡のこともヌーラボのこともいろいろと調べたんですが、福岡の大きな公園や自然の身近さ、利便性のよさも魅力的だし、ヌーラボの文化とかサービスの雰囲気とかもすごく気に入ってしまって、「もう絶対に福岡、絶対にヌーラボって思いました(笑)

ヌーラボの魅力とは!?

ヌーラボさんの魅力を教えていただけますか?

組織全体に、社員それぞれの選択を尊重しようとする空気感があると思います。
ヌーラボは働くママを応援します」「パパを応援します」という看板を出している感じではありませんが社員が大切にしたいものをきちんと大切にするための制度がたくさんあって、結果として働きながらの子育てもしやすくなっている感じですね。
もちろん、会社の制度として整備されているだけでなく、社員同士もお互いの立場やライフスタイルには違いがあることを尊重したいよね、という雰囲気を感じます。ヌーラボの魅力はそういうところかなと思います。

コロナ禍を経て

移住されて丸4年ということは、コロナになる前と、コロナの両方を経験されていると思いましたが、勤務状況など変化はありましたか?

元々は普通にオフィスに出社していましたね。今のようにテレワークが主体になってからは1年半くらいかと思います。
さっき言ったようなリモートならではのメリットももちろん感じていますが、出社していたときの方が会社のみんなとコミュニケーションがとれて楽しみが多いし、心地良かったかもしれないです(笑)。
東京での生活で通勤時間の長さにうんざりしていた経験から、家も会社の近くを選んだので通勤も苦になりません。
また、当時から単発でテレワークも選択することができました。家庭事情などで家にいたほうが都合がいいときなどは、「今日はテレワークします」ということができました。
勤務時間もフレックスタイムですし、家庭の事情がある家庭を優先できるような仕組みがもともとあります。
だから、コロナがあってもなくても、働きやすさなどを含めた勤務状況はそこまで大きくは変わらなかっただろうなと思います。

コロナを経て「やっぱりテレワークが良い」となったわけでなく、ずっと良い環境で働かれているんですね。

今もテレワークも強制ではないですね。緊急事態宣言中はオフィスには来ないでねとは、もちろん言われてるんですけど。
基本的には、テレワークがメインにはなったけど、オフィスに出社する必要がある人や出社したい人はしていいことになっています。社員自身が働きやすい環境を選択できるっていうのがいいですね。

伊東さんの癒しグッズと仕事環境
伊東さんの仕事環境と癒しグッズ

はたママ読者へのメッセージ

最後にはたママ読者へメッセージをお願いいたします。

わたしは産休・育休を通したライフスタイルの変化やキャリアについて悩んだときに「自分は何を大切にしたいのか」をとことん考えました。結果、私は家族と過ごす時間をもっと持つために、仕事の種類と住む場所は変えていい、という結論に至ったんです。
他の方だったら、一時的に働くことを休もうとか、生活をサポートしてくれる人と一緒に住もうとか別の結論を出す人もいると思います。大切にしたいことは、人それぞれですから。
できないことや足りないものに縛られすぎず、自分の中での生活や仕事の選択肢に目を向けてみることがおすすめです。自分自身を棚卸しして、大切にしたいことの優先順位をつけるイメージでしょうか。
そうやって、自分が価値を感じていることを大切できたら、納得感と充足感のある日々が送れるんじゃないかなあ。
はたママ読者のみなさんも、ご自分の気持ちや望みを大切にできる人生を選択する勇気が持てますように、応援しています!

伊東さんの1日のタイムスケジュール
6:00  起床、身支度 ※夫はすでに起床して仕事を始めています

 

6:45 子どもたち起床、身支度

7:00 朝食の支度、洗濯 (夫と分担)

7:15 朝食

7:50 子どもたち登校、登園 (送り)

8:00 業務開始

12:00 昼食

14:00 娘が帰宅

17:00 息子が帰宅 (迎え) ※業務状況により夫にお任せしてしまうことも多いです

17:15 子どもたちのお風呂 (夫)

18:00 業務終了、夕食の支度 (夫)

18:30 夕食

19:30 片付け、掃除

20:00 のんびり ※片付いてない仕事があったりすると、このタイミングでやっつけたりもします。その時々に応じて、必要なことをやるタイムです

21:30 子どもたち就寝

22:00 読書、趣味など自由時間

23:30 就寝

 
株式会社ヌーラボ information
 

編集後記

 

インタビューの最中、「会社と相思相愛って素敵だなあ」と、ただひたすら感動。ママになっても、自分で選択した人生を歩むと満足度が非常に高いのでしょうね。今後の自分にとっても大変に参考になりました!

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