フリーランスで仕事をするなら、直感や違和感に耳を傾けること〜後編〜

前編では伊吹さんの講師になるまでの事や、育児へのこだわりをお伝えしました。後編では、今後のこと、フリーランスで働くということ、そして、伊吹さんからのママ達へのメッセージをお伝えします。フリーランスで働くこと、お子さんとの親子関係が気になっているママ必見です!

−これからどういう風に暮らしていきたいですか?目標やプランを教えていただきたいです。

自分も含めた家族、友達、知り合い、そのまた友達・・・が健康で笑顔に幸せになって欲しい!!

だから、EduQ親子マッサージを広めていきたいですね。

EduQメソッドは中医学(ツボや経絡)をベースにしているので、スキンシップやコミュニケーションツールとしてだけではなく、健康のためにも、症状の予防や緩和ケアとしてもお手当のように使ってもらえます。

お母さんがマッサージを学んで、お子さんにしてあげると、お子さんにとっても、「自分のために学んでくれた!」という喜びを得るのではないでしょうか。する側とされる側のコミュニケーションにも繋がると思います。

たくさんのお母さんと子どもに知って欲しいですね!!ストレスが多く、背中が硬くなりがちな受験シーズンにも役立つんじゃないかな。

思春期だから、反抗期だから、といって親子関係が希薄になることも少ないし、親子同士の信頼関係が深まるのではないかと思います。

マッサージをしている時って、お母さんは笑顔だと思います。子どもはお母さんの笑顔が大好きですから。

在宅ワーク,フリーランス

−社会や国に対して望むこと、在宅(フリーランス)という働き方を選んで、どんな風に感じていますか?

特に望むことはありません。

フリーランスは自分が何を望み、どれだけ頑張れるかだと思います。

子どもがもっと自由に伸び伸びと育つ環境をつくって欲しい。そういう子育てができる社会になって欲しいという願いはあります。

情報が多すぎて、迷っているママや頑張りすぎているママが多いので、もっと気楽に子育てしていいんだよっていうことを伝えていきたいです。

−これから在宅やフリーランスで働きたいと思っているママさんたちにメッセージをお願いします。

自分が頑張れば満足感を得て、成果として必ず返ってくるので、とてもやりがいがあります。

子どもに仕事をしている姿を見せられるのも良いと思います。会社勤めだと、自分の働いている姿を子どもが見ることはないから、子どもは親の頑張りがわかりにくいかも。

私の周りにいるフリーランスの人たちは、みんな楽しそうです。

自分の好きなことを仕事にして、人を幸せにしたい、楽しませたい、笑顔にしたいと思っている人が多いですね!

私、根拠のない自信があって。自分はできる!って信念があります。親がそう育ててくれたと思うんですよね。自分がやると決めたことには自信をもっているので、不安はありません。やるときは自信を持ってやるし、自信がないときはやりません!

でも矛盾していますが自信は後からもついてきますよ。これは、教えるということに不安を持つ新人インストラクターさんにお伝えしていることです。

教えることに慣れていなくて不安になることは多いと思うけど、回を重ねることで自信はついてきます。毎回の講座、生徒さんから出てくる質問などは自分の学びになりますから。

本番に向けてどれだけ準備をしたかが自信にもつながるので、準備をしっかりして、不安をなくしてから講師デビューをした方がいいよと、新人インストラクターさんにはお伝えしています。お金をいただく以上プロ意識を持ってやらないといけないですからね。

準備万端にして、不安をなくしてから行動することが、フリーランスにとって大切なことかもしれません。

でも、自分で思っている以上に自分(あなた)のことを気にしている人はいません(笑)だから、思い切ってやってしまっていいと思います。自分のやりたいようにやればいいと思います。これもまた先ほど話したこととは矛盾していますが、その両方のバランスが大切なのかもしれませんね。

私、子どもに「お母さんは自分の好きなように人生を歩んでいるよ」って自慢していますから。

−仕事で息抜きをするときのグッズやオススメの図書など、好きなものをご紹介ください。

フリーランス,在宅ママ,在宅ママワーク


お灸やセルフマッサージでリラックスしています。あとはアロマセラピー芳香浴もお気に入り。

伊吹砂織さんインフォメーション

伊吹さんHP

http://eduqsaori.wixsite.com/tsunagu

一般社団法人 EduQ国際ナチュラルタッチ協会

伊吹さんFB

伊吹さんインスタグラム

編集後記

旦那さんに転勤が多く、海外を含めていろんな土地で生活をしてきた伊吹さん。ご本人は「自分や子どもの視野が広くなったと思う。」とおっしゃっていました。

今回O山は、19歳になる息子さんとはどんな関係を築いているのだろうととても興味津々。息子というのは、幼い頃べったりしていた分、ある年頃になると母親から徹底的に離れようとする…そんな風に思っていました。でも伊吹さんと息子さんの関係性を見てその不安は払拭。実はインタビュー中も息子さんが画面には映らないながらも登場。数回陽気な口笛が聞こえてきました(笑)。年齢を重ねても、身体に触れる・癒しを与えられる関係っていいな、自分も将来息子とこんな関係を作りたいと築きたいと思いました。

伊吹さんとの会話で特に印象的だったのが、「違和感を大切にする」ということでした。何かを進めていって、「違うな…。」と感じたら、その直感を信じて踏みとどまることが必要だと。フリーランスという働き方を選択した女性こそ、“違和感”を感じたら立ち止まることも必要だと思います。その代わり、「これならイケる!」と思うなら、その直感にしたがって、とことん前進すること。フリーランス にはこの直感と違和感を大切することが不可欠なのかもしれません。

「マッサージのことを話し出すと止まらないし、手も止まらないです!」とお話してくださった伊吹さん。お話を伺えば伺うほど、伊吹さんは流れに合わせて、出合うべきものと出合ってきた、という印象を受けました。

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