人生のフェーズに合わせて、働き方を柔軟に変えられる。そんな会社を目指したい

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ソフトウェアのテストや品質検証をメイン事業とする株式会社ProVision。対象業界は幅広く、スマートフォン向けのアプリやゲーム、金融・物流系などのインフラシステム、自動運転システムからウェブサイトまで、多岐にわたってテストや品質検証を行っています。
品質向上を担うという厳密な業務内容の会社にも関わらず、「笑顔の花」を咲かせたい、というメッセージを掲げていらっしゃるのは、執行役員社長の佐藤瞳さんです。
その言葉通り、柔らかな笑顔で語ってくださったのは、社長としての思いや会社のビジョン、今後の展望についてでした。

プロフィール
名前:佐藤 瞳
職業:執行役員社長
勤務形態:業務委託、テレワーク
お子さんの年齢:7歳、3歳
居住地:東京都内

エンジニアを志した理由

―キャリアのスタートはエンジニアだったとのことですが、最初から志望通りでしたか?

元々は教員志望で、大学では文学部でした。
小学校の先生になろうと思っていたのですが、ちょうど就職活動の時期が2004年のITバブルのさなかだったんですね。文系だし、全くITの知識もスキルもなかったのですが、「面白そう!」という好奇心でチャレンジしようと思い立ちました。

こうした経緯で親会社の面接を受けた際に、「我々は夢を作る技術屋である」という代表の言葉に感銘を受けたのが、全くの未経験ながらエンジニアとして入社したきっかけです。

未経験からどのようにキャリアアップを?

―未経験からどのように、エンジニアとしてスキルアップされたのでしょうか?

入社後の研修で、本当にゼロから学び始めました。最初の研修時には、「PCにOSをインストールして」という指示が理解できないくらいのレベルだったんです(笑)。

30人いた研修生のうち、後ろから2番目くらいの出来でしたが、技術って勉強すれば身に着けられるものなんですよね。私自身がその証左なので、未経験で入社してきてくれる社員にも自信をもってと伝えています。

未経験者採用後の流れ

―未経験からも採用されているのですか?

だいたい毎月20名前後の方が入社されています。IT業界での経験値はゼロの方が大半で、異業種からチャレンジする意欲的な方が多いですね。

1か月ほどの研修期間で基礎を学び、請負企業などの客先や社内の担当部署に配属され、以降は現場でエンジニア経験を積むという流れです。

エンジニアから経営者へのパス

―エンジニアとしてのキャリアを経て、経営者の立場になられたのはどのような経緯でしょうか?

エンジニア時代から、キャリアアップのためには「必要とされる存在であろう」と意識していました。常に状況を俯瞰して、先を読んで行動する、というのは社風でもあったので、どうすれば現場がよりやりやすくなるのかを読んで提案し、リーダーのようなポジションに積極的についていました。そこから、執行役員社長としてお声がけをいただき、現在のポジションに就きました。

産休・育休のタイミング

―ご自身の産休・育休はどのタイミングでしたか?

産休は基本予定日の2か月前から、育休は1歳になるまでといった会社の規定はありますが、各ご家庭によって事情は異なるので、取得希望者の要望を聞いて対応するようにしています。私自身の時も事情や希望に合わせて、予定日の2か月前から産休に入り、2人とも1歳になる前に復職しました。

時短勤務制度も導入していますが、杓子定規に時間の設定はせず、働く人の希望に合わせて開始時間も就業時間もずらせるようにしています

育児と社長業、両立のコツ

ーお子さんがいる前と後では、働き方や考え方に変化はありましたか?

働き方はまったく違いますね。以前は、残業して頑張る!のような「頑張るソリューション」で乗り切ることも多かったのですが今はそれができないので、周りのメンバーにも、「頑張るソリューション」は止めよう!と、よく言っています。前提や仕組みを変える、再考するような考え方にシフトしたように思います。

―育児と社長業との両立のコツはなんでしょうか?

働く人にとって、勤務時間に代表される「働き方」や、仕事にかけられるパワーの比重というのは、ずっと一定ではありませんよね。私自身もそうですし、社員の皆さんも同じです。

人生のフェーズによって、仕事にパワーをかけたい時と、今はセーブしながら働きたい、と状況が変化した時は、その人の人生を変えるのではなく、働く環境の方を柔軟に変えていける会社でありたいと強く思っています。

育児は本当に素晴らしいし、今しかない幸せな時間です。でもそれと引き換えに、自己実現や夢をかなえるといった面を持つキャリアをあきらめなくてもすむように、私自身がロールモデルとなって前例を更新していけたらうれしいです。

コロナ禍以前に開催された、BBQの写真。社員の家族も参加できます。みんな笑顔!

今後の展望

―今後の展望をお聞かせください。

現時点で、在籍している社員のうち、女性側の育休取得率は100%なのですが、男性側の実績がまだないので、周知に力を入れて実績を増やしていきたいですね。どうしてもお客様先のプロジェクトに入ることが多いので、お客様側の意識改革の促進をもっと図っていきたいと思っています。

私個人の展望としては、講演をしたり、本の執筆なども手掛けてみたいですね(笑)。子どもたちに、仕事を楽しんでいる姿をもっと見てもらいたいです。

編集後記

 

全くの未経験で、エンジニアとしてのキャリアをスタートさせた佐藤さん。ご自身の経験から、「技術は勉強すれば身に着くもの」とさらりとおっしゃったのが印象的でした。

働くうえで大切なのは、技術力だけでなく先を読んで必要とされる存在でい続けること。社員が働き続けたいと思ってくれる会社であり続けるために、これからも先見の明で、会社も、ご自身のキャリアも発展させていかれることと期待しています。

 

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