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はじめに
Firebaseの導入が決まり、各項目どのように設定するのか設計を行う際に、考慮すべきFirebaseAnalyticsで各項目に設定された制限について書きたいと思います!
FirebaseAnalyticsのエラーコードから、どのような制限があるのか検証を行いました。検証したのは、下記の一覧です。
イベント関連
設定数に関する制限
- 1イベントに設定できるパラメータは25件
- イベントは500件/アプリが上限です。
- 現在、イベント数が上限に達しても、不要なイベントの削除はできません。
- パラメータレポートは合計 100 個(数値 50 個、テキスト 50 個)※つい2週間ほど前まで、50件/プロジェクト(数値 40 個、テキスト 10 個)だったので、大幅に使いやすくなりました!
イベント名、パラメータ名に関する制限
- 1~40文字の英数字、アンダースコア
- ドキュメントに記載はないですが、日本語も可能(日本語でも40文字までOK)
- 1文字は必ずアルファベットである必要があります。(数字やアンダースコアで始まる値を設定することはできません。)
- ただし、日本語の場合は、1文字目はアルファベットでなくても設定可能です。
- 自動イベントなどですでに利用されているイベント名、パラメータ名は設定できません。
イベント パラメータ値に関する制限
- 文字列の場合は100文字まで設定可能(半角英字でも日本語でも、100文字までOK)
- 数値は整数、小数、マイナス値もOK
ユーザープロパティ関連
ユーザー プロパティ名に関する制限
- 1~24文字の英数字、アンダースコア
- ドキュメントに記載はないですが、日本語も可能(日本語でも24文字までOK)
- 1文字は必ずアルファベットである必要があります。(数字やアンダースコアで始まる値を設定することはできません。)
- ただし、日本語の場合は、1文字目はアルファベットでなくても設定可能です。
- 自動的に収集されるユーザープロパティと同じプロパティ名は設定できません。
ユーザー プロパティ値に関する制限
- 1~36文字が設定可能
- 1度設定したユーザープロパティを削除したい場合は、値にnullを設定すると削除できます。
まとめ
エラーコードの番号に欠番があったりもするので、日々変化しそうです。実際に動かして検証してみることで、ドキュメントに記載されていないこと、ドキュメントとの相違点もわかりました。この設定項目に制限があったなぁと頭の片隅に置いておけば、設計の時にちょっと役に立つかもしれません!
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