NATゲートウェイとNATインスタンスの違いについて

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こんにちは、AWSの資格取得に向け奮闘中の2児の母、五十嵐です。

NATゲートウェイとNATインスタンスの違いがよくわからず、調べたので

今回も自分なりの解釈でまとめていきたいと思います。

NATとは?

そもそもNATとはどういうものなの?ということで調べました。

ナット / Network Address Translator

NATは、ネットワークアドレス変換の1つで、プライベートIPアドレスをグローバルIPアドレスに変換すること。

NAT − @IT ネットワーク用語事典

複数のローカルPCが1つのグローバルIPアドレスを利用してインターネットへ接続できるということでした。

全てのPCがグローバルIPアドレスを使ってしまうとIPアドレスの数が足りなくなってしまうため、その対策として誕生したという背景があるそうです。

NATゲートウェイとは?

NATゲートウェイは、AWSのマネージドサービスです。

AWSマネージメントコンソールで[VPC]→[NATゲートウェイ]→[NATゲートウェイの作成] の順に選択し、以下の2項目を指定することで作成できます。

  1. NATゲートウェイを作成したいパブリックサブネット
  2. NATゲートウェイに関連付ける Elastic IPアドレス

NATインスタンスとは?

NATインスタンスは、ユーザーが運用管理するサービスです。

AWSマネージメントコンソールで[EC2]→[インスタンスの作成]→[Amazon マシンイメージ (AMI)] で[コミュニティ AMI] カテゴリを選択し、amzn-ami-vpc-natを探して作成できます。

amzn-ami-vpc-natで検索したら45種類も出てきました。

選ぶのが難しそうです。

価格

【NATゲートウェイ】

 NATゲートウェイの時間単位の使用料金とデータ処理料金が適用されます。

 Amazon EC2データ転送料金も適用されます。東京リージョンでは以下の計算になります。

  0.062USD/時間

  0.062USD/GB

 NATゲートウェイと EC2インスタンスが異なるアベイラビリティーゾーンにある場合

 データ転送料金が発生します。

  1 GB /月まで 0USD/GB

  1GB~9.999 TB /月まで 0.114USD/GB

たとえば、、で計算してみました。

データ処理10GB、データ転送10GBの場合の1ヵ月の利用料金は

 NATゲートウェイの使用料金 0.062USD×24時間×30日 = 44.64USD
 データ処理料金 0.062USD×データ処理10GB = 0.62USD
 データ転送料金 0.114USD×データ転送10GB(1GB/月は無料なので-0.114USD) = 1.026USD

 計:46.286USD(110円/USDとして、5,091.46円)

【NATインスタンス】

 インスタンスの使用期間、インスタンスタイプとサイズに応じて課金されます。

  EC2:0.0152USD/時間(t2.micro利用の場合)

  EBS:0.12USD*GB/月(汎用 SSD (gp2) ボリュームの場合)

 NATインスタンスと EC2インスタンスが異なるアベイラビリティーゾーンにある場合、

 以下のデータ転送料金が発生します。

  1 GB /月まで 0USD/GB

  1GB~9.999 TB /月まで 0.114USD/GB

たとえば、、で計算してみました。

EC2インスタンスタイプ(t2.micro)、汎用 SSD (gp2) ボリュームのEBSを10GB使用の場合

 EC2使用料金 0.0152USD×24時間×30日 = 10.944USD
 EBS使用料金 0.12USD×10GB = 1.2USD
 データ転送料金 0.114USD×データ転送10GB(1GB/月は無料なので-0.114USD) = 1.026USD

 計:13.17USD(110円/USDとして、1,448.7円)

まとめ

NATゲートウェイ、NATインスタンスともにプライベートIPをグローバルIPへ変換するという機能は同じですが、以下の点が変わってくるのだと思います。

  • 作成方法が違う

 NATゲートウェイは、[VPC]→[NATゲートウェイ]→[NATゲートウェイの作成]から

 作成を行います。

 NATインスタンスは、[EC2]→[インスタンスの作成]から作成を行います。

  • 運用管理を行う人が違う

 NATゲートウェイは、Amazon側で運用管理が行われるマネージド型です。

 NATインスタンスは、ユーザーが運用管理を行います。

  • 料金が違う

 前提がNATゲートウェイとNATインスタンスで同じではないのですが、

 ざっくりと計算してNATゲートウェイが1ヵ月約5,000円、NATインスタンスが約1,500円でした。

メリットとデメリット

それぞれのメリット、デメリットは以下のようになると思います。

メリットデメリット
NATゲートウェイ・運用管理をユーザーが行わなくて良い・コストが高い
NATインスタンス・コストが安い
・カスタマイズが自由にできる
・運用管理をユーザー側が行う

特別な理由がない限りNATゲートウェイを使うのが一般的なようです。

参考サイト

NAT - Amazon Virtual Private Cloud
NAT デバイスを使用して、プライベートサブネットのインスタンスからのアウトバウンドインターネットトラフィックを有効にします。
NAT ゲートウェイ - Amazon Virtual Private Cloud
パブリック VPC サブネットで NAT ゲートウェイを使用して、プライベートサブネットのインスタンスからのアウトバウンドインターネットトラフィックを有効にします。
NAT インスタンス - Amazon Virtual Private Cloud
パブリック VPC で NAT インスタンスを使用して、プライベートサブネットのインスタンスからのアウトバウンドインターネットトラフィックを有効にします。
NAT インスタンスと NAT ゲートウェイの比較 - Amazon Virtual Private Cloud
NAT ゲートウェイと NAT インスタンスを比較します。
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