以前はよくGoogleアカウントのIDとパスワードをお客様から教えて頂き(※本当はやってはいけません!)、いわゆるなりすましでログインして、お客様の代わりに作業したものですが、最近はセキュリティが厳しくなりましたので、そういった代行作業が難しくなってきています。
そのため、Google Play Consoleへユーザー追加するところまではお客様にお願いしています。そのための手順を記載します。
Google Play Consoleへログインしてください。
https://play.google.com/apps/publish/
ログインすると、左側にメニューが表示されます。



メニューの中から「設定」を選択してください。
次の画面で左側のメニューが変わります。



メニューの中から「ユーザーと権限」を選択してください。
※もしこのメニューに「ユーザーと権限」が表示されてない方は、ログインしているGoogleアカウントにユーザー管理の権限が付与されていない可能性があります。
最初にGoogle Playのデベロッパーアカウントを作成したアカウントでログインしていれば全ての権限を持っていますので、表示されるはずです。



メニューの「ユーザーと権限」を選択すると、画面の右上の方に「新しいユーザーを招待」ボタンが表示されますので、押してください。



「新しいユーザーを招待」という画面が表示されます。
メールアドレス:権限を付与したい相手のメールアドレスを入力してください。(Googleアカウントに設定されたメールアドレスである必要があります。)
アクセスの有効期限:期間限定で依頼する場合は、期限日を設定しましょう。
役割:管理者、リリースマネージャー、プロダクトリーダー、ファイナンス、カスタマーサービス、読み取り専用の中から選択できます。選択した項目に応じて、下の権限にチェックが入ります。
管理者:全ての権限が付きます。
リリースマネージャー:ユーザー管理ができません。またアプリの売上が表示されません。
プロダクトリーダー:リリースマネージャーでできないこと + 最終的なアプリの製品版リリースができません。またレビューへの返信もできません。
ファイナンス:アプリの売上データの表示専用です。他の権限はありません。
カスタマーサービス:注文の管理とレビューへの返信の権限が付きます。
※弊社の場合は基本的にお客様には「管理者」で設定して頂くことが多いです。
権限:基本的には上の役割によって権限のチェックが変わりますが、カスタムで権限を選択することも可能です。また、「グローバル」という表記の横にアプリ名を選択する欄があり、アプリごとに権限を分けることも可能です。グローバルは全アプリ共通の権限設定という意味です。グローバルに最低限の権限を付与して、個々のアプリに更に追加で権限を付与することが可能です。
部署ごとに別々のアプリを管理されている場合は、グローバルではなく、アプリごとに権限を設定しましょう。
最後に画面右下の「招待状を送信」を押せば、相手方に招待メールが送信されます。
※ここまでで招待作業は完了です。参考までに招待メールが届いた方の画面もご紹介します。



招待メールの本文中にある「招待を承認するには、下記にアクセスしてください。」と記載された下の長いURLをクリックしてください。



Googleにログインすると、上の画面が表示されます。
ログインアカウント欄に記載れたメールアドレスを確認、アカウントを変更したい場合は「アカウント切り替え」を押して変更してください。
問題なければ「同意する」ボタンを押せば、デベロッパーアカウントにユーザー追加されます。