在宅勤務によって、子育てと仕事の両立が可能に!

川畑さんの仕事場。猫ちゃんと一緒に開発中!?

在宅・フリーランスという働き方を選択した”働くママ”への「在宅ママインタビュー」。今回は、弊社(シンプルメーカー)でPMをされている川畑美沙さんにお話を伺いました。

プロフィール

名前:川畑美沙

職業:システムエンジニア 

お子さん:10歳、4歳

居住地:東京都

川畑さんのタイムスケジュール

7時:起床

8時:子供のお弁当、朝食、掃除洗濯

9:03 幼稚園送迎バスお見送り

9:15 業務開始

12:00 お昼休憩

16:15 業務終了

16:30 幼稚園お迎え、習い事の送迎

19時:夕食

20時~22時:入浴、子供たち歯磨き、習い事の送迎、子供たち就寝、晩酌

−PM(プロジェクト・マネージャー)のお仕事について詳しく教えてください。

システム開発のプロジェクトマネージャーをしております。案件ごとのマネージメントをし、仲介で調整しています。

【川端さんの仕事内容】

  • プロジェクトのスケジュールの管理
  • お客様のご要望の整理や要件定義資料の作成。リリース後は、お客様への教育、フォロー
  • 開発者への仕様の説明などお客様との仲介に入り調整

−PMという立場は、営業やエンジニア、お客様の間にいるということで板挟みになりそうですが…

営業とエンジニアはそれぞれの言い分があるからぶつかることもあります。お客様とエンジニア、営業それぞれに寄りすぎず、バランスよくみなさんと仕事をすることが大切だと思います。

−経験したことがない業界のシステム開発もしたことがありますか?その業界に精通していないと困難な気がします。

熊本県にある会社で農業に関するシステムを開発に携わりました。もちろん初めは詳しくありません。お客様から会社のことを広く浅く聞いて、自分の知識を深めます。PMの仕事はお客様との対応が多いのですが、お客様とのやりとりが楽しいので苦になりません!システムのチェックで熊本県には結構行ったと思います。

−元々IT業界を希望されていたのでしょうか?  いいえ。私は、2000年度に大学を卒業しましたが、就職氷河期の真っ只中でした。いろいろな業種を受けたものの、結局就職できたのはIT業界だったんです…。新卒でプログラマー職につきました。初めはC言語でやりましたね。プログラムを組むのは好きでした!

子どもと過ごす楽しいひととき。

―ご結婚や出産を経て、働き方が変化したのでしょうか?

結婚と同時に仕事は辞めたので、3、4年はブランクがありましたね。上の子が1歳になった頃から保育園に通い出しました。その時は時短勤務でアクセス解析が主な仕事でした。

時短といっても通勤がありましたし、仕事する時間が短くてもお迎えは遅くなるので、あまり子どもとの時間も作れていないなと思うように…。この仕事が大好きですが、個人でできる仕事の範囲は限られてしまうことにもどかしさを感じていました…。

その点を考慮して、2012年に開業しました!自宅で働くと子どもとの時間を確保できると思いました。

最初はランサーズのようなサイトを利用していて、活動をしていました。代理店ともつながりができて、そこからHP経由で仕事をもらっていました。

―顧客開拓されていったのですね。HPもご自分で用意されてすごいです!でも、お子さんが小さい時は、苦労もあったのではないですか?

そうですね…。この時期は、外で仕事もしていましたが、会社は欠勤の頻度が高くなり、在宅ワークに戻りました。下の子が0歳だった頃に、0歳児クラスに入れていましたが、2週間に1回は園を休んでいたかも…。在宅ワークだと、子どもと同じ空間に入れるので本当にありがたいです!

−シンプルメーカーで仕事を始めたきっかけは何でしょうか?

それからもっと大きな案件に関わりたいので組織で働きたい、という想いがありました。一人で回せる業務は限りがあるからです。私が見たのはランサーズだったと思いますが、シンプルメーカーの広告が目に留まりました。在宅勤務でシステム開発に携われるのは、私の働き方の理想で、とても魅力的だったので、応募しました。

−また組織での開発に携わることに不安はありませんでしたか?

複数人のプロジェクト、みんなが在宅作業で仕事が進むのだろうか、どのように管理してもらえるのだろうか。と不安がありました。ただ、はじめてみると、とてもスムーズに仕事ができています。

−IT業界は文系・理系の垣根はないのでしょうか?

ないと思います!私はたまたま、在学中にプログラミングを勉強していましたが、全くITとは関係のない学部から就職した人も知り合いではいますよ。

『働くママ応援プロジェクト』内でもオンラインサロンが始まりましたが、未経験でエンジニアに挑戦できますか?

誰でも初めは未経験です。新卒で入った会社では、システムを作っていきながら覚えました。若いと技術の取得は早いけれど、経験値が少ないので、お客様の提案に上手に反応できないこともあります。時間や年齢を重ねることで人生の経験値は高まりますし、お客様の対応は上手くなっていくんですよね。吹っ切れるというか。技術面の取得に関してはなかなか若い頃のようにはいかないのですが(笑)。

お客様によってはシステムに精通している方もいらっしゃいます。なので、営業の技術が高くてもある程度開発のプロセスには詳しくいる必要はあると思います。

−在宅ワーク(フリーランス)でよかったことは?(働いていて良かったことは?)

今までは完全に個人でやっていたので、一緒に働く仲間から刺激をたくさんもらっています。一人でやっている時は、小さな案件しかできなかったんです。ある程度大きな開発は、組織で回すことが必須なので。

シンプルメーカーに入社して、チャットワークのようなグループの連絡ツールを利用して、システムを共有するのは今風だな、と思いました。

−在宅(フリーランス)で困ったことや大変だったことは?(それをどう解決していったか?)

元々一人でやっていた時もそこまで不自由を感じたことはありませんでした。シンプルメーカーで複数の人とチームを組んで開発をすることになりましたが、まだ、大変だなと感じていません!

−大事にしていること、ルールなどがあれば教えてください。

メールやチャットでは誤解を生んでしまうことがあるので、言葉選びは注意をしていますが、苦手です。言い回しなど勉強していきます。

−言い回しの勉強というのは意外です!それはどうしてでしょうか?

IT業界の人間によく言われることですが、“機械を相手にしているからヒューマンスキルが低い”と言われやすいんです。実際、連絡が直球過ぎて言葉足らず…ということは現実問題多々発生していて、人間関係に軋轢を産むこともありました。そのような状況にならないように、チャットワークなどチームの人に連絡するときは、言葉遣いに注意しています。

息子は野球を頑張っています!

−仕事、家事、育児をどうやってバランスとっていますか?

はじめた時期がコロナの緊急事態宣言中だったので、正直今はバランスが保てていません…。普段は、身だしなみを整え、仕事の開始・休憩・終了時間を守り、会社に出勤している気分になることで、仕事・家事・育児それぞれに集中できる環境(時間)を作っています。

−切り替えるために、オン・オフの切り替えがしっかりされていてすごいですね!

たぶん、始業時間前までに自分の身支度を終わらせていないと、仕事をする!という意識に上手に切り替えができないと思います。支度ができていない、どうしよう!と慌ててしまうより、仕事の時間に間に合わせて身支度を済ませることがオン・オフのスイッチになっていると思いますね。

−エンジニアの仕事はとても特殊な印象を受けます…。

確かに特殊な世界かもしれませんね。私が思うに、エンジニアには2種類の人がいると思います。

  1. 趣味でシステムを組むくらいのめり込んでいる人
  2. 完全に仕事と思ってやっている人

1の人たちは、自宅にサーバーが5台あるなど、帰宅してからもずっと機械に向き合います(笑)。私は2番ですが、システムに携わることは好きですね。…みんなシステムが好きだから同じ仕事をずっと継続しているんじゃないかな。私もブランクがあるけれどエンジニアの仕事は新卒の頃から変わらず好きですね。

−エンジニアの仕事は「好き」が根底にあるからずっと続けていられるんですね!

私は家でじっとできない性分です笑。家族は大切ですが、家事や子育てだけだと多分気持ちを持て余していたかも。家庭を持ってからも、システムに関わりたい、ちょっとでもシステムよりの仕事をしたいと思っていましたから。

−仕事で息抜きをするときのグッズやオススメの図書など、好きなものをご紹介ください。

息抜きというよりは、仕事中はamazon musicをずっと流しています。

最近のアーティストはわからないので、ヒット曲を聞いています(笑)。

−これからどういう風に暮らしていきたいですか?目標やプランを教えていただきたいです。

システムに関してだけでなく、いろんな分野の勉強をしたいです。そして、勉強しながら楽しく仕事をしている姿を身近で子どもたちに見せていけたらと思います。

−実際にどんな勉強をされたのですか?

息子と一緒に漢字検定に挑戦しました。個人的には、アロマテラピー検定の資格を取りました。野菜ソムリエやワイン検定にもチャレンジしたいですね。エンジニアとして長期間勤務していますが、この業界のシステムはどんどん新しくなっています。私は新しいことに疎いほうなので、サーバーネットワークについての勉強にも挑戦したいと思っています。今は、オンラインで講座も開催されていますしね。

−社会や国に対して望むこと、在宅(フリーランス)という働き方を選んで、どんな風に感じていますか?

在宅でも会社と同様に仕事が進められると感じました。ただ、同じ空間にいることでできあがるチームワークもあると思います。そこは、言葉で丁寧に伝えていく(汲み取っていく)努力をしようと思っています。

コロナの影響で、リモートで作業ができる事が世界的に認識されたと思います。シンプルメーカーはその先駆けだったのではないかなと感じます。

−これから在宅やフリーランスで働きたいと思っているママさんたちにメッセージをお願いします。

20代、30代の頃は、残業が当たり前の業界でした。当時は業務をこなすのが精一杯でしたが40代になって、より仕事の楽しさを実感しながら働いています。

システム開発は大好きでも、家庭との両立は難しいと諦めている方が多いのではないでしょうか。私は今では、在宅で残業もなくシステムに関わる事ができています。なかなか仕事時間を作れないとしても、在宅ワークなら“仕事も家庭も両立できる”そんな可能性を感じます。みなさんも時間がないと諦めず、自分にぴったりと合った働き方を探して欲しい。そして、みなさんが苦労して得た技術をめいっぱい発揮していただきたいです。


〜編集後記〜

川畑さんにお話をお伺いするまで、IT業界というものがよくわかっていなかったO山。なんとなくエンジニア職をされている人の印象は、残業時間1か月●●時間超えが当たり前…という環境で働いているというイメージでした。

雇われの時だとつい不平不満が口から出てしまうこともあります。それは、意識の中で“やらされている”と考え、どこか業務を自分で受け入れていないからかもしれません。自分が選んだ仕事やワークスタイル、またその仕事が好きという想いが強ければ、長時間の勤務だったとしても、心は満たされているのではないでしょうか。

川畑さんからお話を伺っているときに、エンジニアの人達は“システムが好き”という想いに心が支えられているように感じました。

その当時は仕事に忙殺されていたとしても、1日の大半を仕事に費やせるのは、長い人生から見ると、とても短い時間なのかもしれません。

川端さんのお話を聞いて、この“フリーランス”・“在宅ワーク”いう働き方は苦労して自分のものにした技術を風化させるのではなく、さらに進化させるのではと、希望を持たずにはいられませんでした。 お子さんと一緒にいろんな勉強に挑戦している姿も、お子さんにとって頼もしく、尊敬せずにはいられないママなのではないかと思っています!

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